多段 NAT 構成で「どこでも My Mac」に問題が起きる場合

Mac が接続されない場合や、「複数のデバイスがネットワークサービスを提供している」ため動作が遅くなっているというメッセージが表示される場合の対処法をご案内します。企業ネットワークについては、ネットワーク管理者にお問い合わせください。ほかのネットワークについては、この記事をお役立てください。

「どこでも My Mac」で以下のいずれかの問題が起きる場合は、ルーターの設定が原因として疑われます。

  • 接続先の Mac が Finder のサイドバーには表示されるのに、接続できない。
  • Mac がサイドバーにも表示されない。 
  • 「お使いのネットワークで複数のデバイスがネットワークサービスを提供しているため、“どこでも My Mac” の動作が遅くなっている可能性があります」という警告メッセージが表示される。警告メッセージの対処法については、こちらの記事を参照してください。

対処法はこちら

  1. ネットワークユーティリティを開きます。方法は以下の通りです。
    • OS X Mavericks 以降:「/システム/ライブラリ/CoreServices/Applications」に移動します。または、虫眼鏡のアイコン をクリックして Spotlight を開き、「ネットワークユーティリティ」と入力します。
    • OS X Mountain Lion 以前:メニューバーから「移動」>「ユーティリティ」の順に選択し、ネットワークユーティリティをダブルクリックします。
  2. 「Traceroute」タブに「icloud.com」と入力し、「Trace」をクリックします。 
  3. 出力結果から、数字の「2」で始まる行を探します。この行に、以下の範囲内の IP アドレスが記載されている場合、ご利用のネットワークは多段 NAT 構成*になっています。この記事の手順を最後まで進める必要があります。
    • 10.x.x.x
    • 192.168.x.x
      表示される IP アドレスが上記のいずれの範囲にも収まっていない場合は、「どこでも My Mac」に関するほかの問題の解決方法について、こちらの記事を参照してください。
  4. OS X Lion v10.7.5 以降がインストールされていることを確認します。
  5. ソフトウェアをアップデートしても問題が解消しない場合、ネットワークデバイスで NAT* を無効にする必要があります。方法は以下の通りです。
    • お使いのルーターが Apple 製ではない場合や、モデムをルーターとしてお使いの場合は、NAT を無効にする方法を機器のマニュアルでお調べください。 
    • AirMac ベースステーションをお使いの場合は、以下の手順で NAT を無効にしてください。
      1. メニューバーから「移動」>「ユーティリティ」を選択し、AirMac ユーティリティを開きます。
      2. ベースステーションを選択し、ポップアップメニューの「編集」をクリックします。 
      3. 「ネットワーク」タブをクリックし、「ルーターモード」メニューから「切 (ブリッジモード)」を選択します。 
      4. 「アップデート」をクリックしてベースステーションを再起動します。
      5. ベースステーションが再起動した後、インターネットに接続できるか確認します。 

問題が解決しない場合は、Apple サポートにお問い合わせください。または、「どこでも My Mac」に関するほかの問題の解決方法をこちらの記事でご確認ください。

* 場合によっては、接続先の複数のルーターから重複して Network Address Translation (NAT) が提供されてしまう形で多段 NAT 構成になり、「どこでも My Mac」に干渉することがあります。たとえば、ケーブルモデムに NAT の機能がある場合があります。このモデムに AirMac ベースステーションを接続した場合、ベースステーションにも別途 NAT 機能があるので、NAT が 2 段で動作する形になります。

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