iOS:診断機能について

iOS には以下のような診断機能が備わっています。これらの機能は企業の IT 部門、開発者、AppleCare が問題のトラブルシューティングを行う際に役立ちます。

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以下の各診断機能を使用する際には、対象となるユーザがデバイスのロックを解除し、別のコンピュータを信頼することに同意する必要があります。iOS デバイスと信頼できるコンピュータ間でやり取りされるデータはキーで暗号化されます。このキーは Apple には共有されません。信頼できるコンピュータ上でユーザが iTunes Wi-Fi 同期を有効にしている場合は、そのコンピュータからこれらのサービスにワイヤレスでもアクセスできる場合があります。

1. com.apple.mobile.pcapd

pcapd は、iOS デバイスから信頼できるコンピュータへの診断パケットのキャプチャをサポートします。これはデバイスの App や企業の VPN 接続に関するトラブルシューティングや診断に役立ちます。iOS 8 以降では、この機能が USB インターフェイスに制限され、Wi-Fi からはアクセスできなくなっています。詳しくは developer.apple.com/library/ios/qa/qa1176 (英語) を参照してください。

2. com.apple.mobile.file_relay

file_relay は、デバイスからの診断データの限定コピーをサポートします。このサービスは、ユーザが生成したバックアップとは別物で、デバイス上の全データにアクセスできるわけではなく、iOS データ保護に準拠します。Apple エンジニアリングでは、file_relay を社内用デバイス上で使用して、お客様の構成が条件を満たしているかどうか判断します。AppleCare でも (ユーザの同意を得た上で) このツールを使用してユーザのデバイスから診断データを収集することができます。iOS 8 以降では、この機能を使う前に追加の設定が必要になっています。

3. com.apple.mobile.house_arrest

house_arrest は、iTunes が iOS デバイス (iTunes との書類のやり取りをサポートしている Apprpar; との間で書類をやり取りする際に使用されます。これは、Xcode が App の開発中にテストデータをデバイスに転送する際にも使用されます。

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