OS X Server 上でメールサービスを無効にする
OS X Server でどのメールサービスを実行するかカスタマイズすることができます。たとえば、IMAP に限定して使用する場合は、POP を無効にすることができます。
Server.app 3.1 以降には、グローバルなメールサーバサービスチェックが内蔵されています。このチェックでは、メールサーバに関連するさまざまなサービスがすべて、メールサーバが起動するたびに実行されているか確認します。OS X メールサーバのカスタマイズを許可するには、この機能を無効にする必要があります。
次のターミナルコマンドを使って、メールサービスが起動すると実行されるグローバルサービスチェクを無効にします。
sudo serveradmin settings mail:global:skip_enable_service_check = yes
有効/無効にするサービスを選択します。ターミナルで serveradmin コマンドを使うと、以下のサービスを有効 (= yes) または無効 (= no) にすることができます。デフォルトでは、すべて「yes」に設定されています。
sudo serveradmin settings mail:postfix:enable_smtp = sudo serveradmin settings mail:postfix:enable_smtp_in = sudo serveradmin settings mail:postfix:enable_smtp_out = sudo serveradmin settings mail:imap:enable_imap = sudo serveradmin settings mail:imap:enable_pop = sudo serveradmin settings mail:imap:enable_sieve =
メールサーバを停止して、メールサーバが完全に停止するまで 30 秒待ちます。
メールサーバを起動します。上記で変更した内容が有効になっているはずです。
これらの設定は、必要に応じて、それぞれを「yes」に設定するか、skip_global_service_check を no に設定することで、デフォルトの値にリセットできます。メールサーバを停止してから起動すると、yes に設定されたサービスは再び有効になります。