Logic Pro X 10.0.7 以降:「処理スレッド数」設定とコアの使用度

Logic Pro X 10.0.7 以降の「処理スレッド数」設定を使って、コンピュータのプロセシングコアを Logic で有効に活用する方法を説明します。

「処理スレッド数」設定にアクセスするには、「Logic Pro (または Express)」>「環境設定」>「オーディオ」の順に選択します。

この設定を使えば、ある時点で Logic により開かれるオーディオレンダリングスレッドの最大数を指定できます。お使いのコンピュータの物理コア数と、コンピュータが Hyper-Threading をサポートするかどうかによって、利用可能なオプションは異なります。デフォルト設定は「自動」です。この設定では、お使いのコンピュータのパフォーマンスと信頼性のバランスを最適にするオプションが選択されます。

「自動」設定で選択されるオーディオレンダリングスレッドの最大数を確認するには、Logic の LCD にある「負荷メーター」をダブルクリックして、展開した「負荷メーター」ウインドウを開きます。負荷メーターを有効にするには、LCD のカスタマイズが必要となる場合があります。「オーディオ」列に表示された垂直バーの数が、現在の設定で利用可能な処理スレッドの最大数に一致します。

処理スレッドに対して特定の値を手動で選択することも可能です。これを行うには、「処理スレッド数」ドロップダウンメニューをクリックして Logic が生成するスレッドの最大数を選択します。「自動」のすぐ下の設定値は、Logic がお使いのコンピュータで生成できるスレッドの最大数を表します。これはコンピュータが有するコアの最大数 (物理コアと仮想コアの組み合わせの合計であり、最大 24 まで) に対応します。この値は、2 の倍数を取りながら小さくすることができます。設定を変更した後、「変更を適用」をクリックして設定を有効にします。

お使いの Mac で、OS がコアに負荷を分散する動作に影響を与える要因は数多くあります。「処理スレッド数」の最適値は、構成の違いによって異なるだけでなく、「プロジェクト」の種類の違いによっても異なります。最大値を選択することが必ずしも最良の選択とは限りません。パフォーマンスと信頼性の最適なバランスが得られる設定を決定するには、お使いの構成と具体的な Logic の「プロジェクト」での実験が必要となります。

公開日: