Apple Diagnostics を使って Mac をテストする
Macのハードウェアに問題があると考えられる場合、Apple Diagnosticsを使って、問題の原因として疑われるハードウェアコンポーネントの特定に役立てることができます。
Macの準備をする
最新のmacOSアップデートをインストールできる場合は、この先に進む前にインストールしてください。
Macをシステム終了します。通常通りにシステム終了できない場合は、Macの電源ボタンを10秒ほど、電源が切れるまで押し続けます(どのMacにも電源ボタンがあります。Touch ID搭載のノートブックコンピュータでは、Touch IDボタンを長押ししてください)。
キーボード、マウス、ディスプレイ、Ethernet接続(ご利用の場合)、AC電源への接続を残し、それ以外の外付けのデバイスをすべて取り外します。
適度に換気された、固くて平坦で安定した作業面にMacを置きます。
Apple Diagnostics を起動する
お使いのMacがAppleシリコンを搭載しているかどうかを確認し、以下の該当する手順を実行してください。
Appleシリコン
Macの電源ボタンを長押しします(Touch ID搭載のノートブックコンピュータでは、Touch IDを長押ししてください)。
電源ボタンを押し続けると、Macの電源が入り、起動オプションが読み込まれます。「オプション」と表示されたら、電源ボタンから指を放してください。
Macが再起動するまで、キーボードの「command(⌘)+ D」キーを押し続けます。
Intelプロセッサ
Macの電源を入れ、すぐにキーボードの「D」キーを長押しして、Macが起動している間押し続けます。「D」キーを使っても機能しない場合は、代わりに起動時に「option(⌥)+ D」キーを長押しします。どちらの方法もうまくいかない場合は、起動時のキーコンビネーションの使用に関するガイドラインを確認してください。
進行状況バーが表示されるか、言語の選択画面が表示されたら、キーを放します。
Apple Diagnosticsを実行する
画面の案内に従います。実行手順は、お使いのMac、インストールされているmacOSのバージョン、Macの特定の部品が修理または交換されているかどうかによって異なります。
画面の案内にそって操作してください。
Macがインターネットに接続されていない場合は、Wi-Fiネットワークを選択するよう求められます。Ethernetケーブルを使ってネットワークに接続することもできます。
利用規約の確認を促すメッセージと共に、診断をオフラインで実行するオプションが表示されることがあります。その場合は、「オフラインで実行」をクリックしてください(このMacでAppleサポートまたは修理技術者によってApple Diagnosticsセッションがオンラインで開始されている場合は除きます)。
macOS Tahoe 26以降では、実行する特定の診断(内蔵ディスプレイ、キーボード、トラックパッドの診断など)を選択するよう求められます。以前のバージョンのmacOSでは自動的に選択されます。
Apple Diagnosticsのテスト結果を表示する
テストが終わったら、Apple Diagnosticsの診断結果が表示されます。テスト結果に1つ以上のリファレンスコードが表示されており、詳しい説明が必要な場合は、こちらの記事の一覧を参照してください。
以下の情報を参考にしても問題が解決しない場合は、Appleにお問い合わせください。または、Apple正規サービスプロバイダ(AASP)、Apple Store直営店、独立系修理プロバイダにMacをお持ちください。セルフサービス修理で実施する保証対象外修理でも、Apple純正部品を利用できます*。
* 独立系修理プロバイダは、Appleの純正部品、ツール、トレーニング、サービスガイド、診断プログラム、リソースを利用できます。独立系修理プロバイダによる修理は、Appleの製品保証やAppleCareプランの保証対象にはなりませんが、プロバイダ独自の修理保証が適用される場合があります。電子デバイスの複雑な修理をしたことがあるお客様であれば、セルフサービス修理をご利用いただき、Appleの純正部品、ツール、修理マニュアルを利用してご自身で保証対象外の修理を実施していただけます。セルフサービス修理は、現時点では、2020年以降に発売された一部モデルのMacコンピュータを対象に、一部の国や地域で利用できます。修理マニュアルの閲覧や対象モデルの部品の発注には、「Self Service Repair」ページをご利用ください。