OS X:ログインウインドウでスクリーンセーバを表示させる設定
OS X v10.6 以降を使って、ログインウインドウでスクリーンセーバを表示させる設定について説明します。
ログインウインドウへのスクリーンセーバの指定
この機能を有効化および設定するには、以下の方法のいずれかを使用します。
OS X Server プロファイルマネージャを使う
プロファイルマネージャで管理対象の「デバイス」または「デバイスグループ」を選択します。
「設定」タブをクリックします。
「編集」ボタンをクリックしてプロファイルを編集します。
「OS X」セクションの「ログインウインドウ」のペイロードを選択します。
このペイロードの設定を構成していない場合、「構成」ボタンをクリックします。
「オプション」タブをクリックします。
「スクリーンセーバを開始:時間」オプションの横のチェックボックスを有効にします。
「使用するスクリーンセーバモジュールのパス」の横のチェックボックスを有効にして、スクリーンセーバモジュールのパスを入力します。
「OK」をクリックして編集ビューを閉じます。
「保存」をクリックして変更内容を保存します。
OS X Server ワークグループマネージャを使う
「ワークグループマネージャ」で、管理対象の「コンピュータ」または「コンピュータグループ」レコードを選択します。
一番上のツールバーの「環境設定」をクリックします。
「概要」タブをクリックします。
「ログイン」をクリックします。
「オプション」タブをクリックします。
設定の管理方法は「常に確認」を選択します。
「スクリーンセーバを開始:時間」オプションの横のチェックボックスを有効にします。
省略記号ボタン (…) をクリックしてスクリーンセーバを選択します。
「今すぐ適用」をクリックします。
ターミナルを使ってローカルで構成する
ターミナル (「/アプリケーション/ユーティリティ/」) を開きます。
以下の 2 つのターミナルコマンドでは、アイドル時間の設定を 5 分 (300 秒)、スクリーンセーバモジュールの指定を「Arabesque」にしています。アイドル時間を変更するには、下で 300 (秒) としている数字を調整します。「Arabesque.qtz」を別のスクリーンセーバに変更することもできます。
sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.screensaver loginWindowIdleTime 300
sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.screensaver loginWindowModulePath "/System/Library/Screen Savers/Arabesque.qtz"
ログインウインドウで表示可能なスクリーンセーバ
セキュリティ上の理由から、ログインウインドウから使用可能なスクリーンセーバの種類には制限があります。ログインウインドウで動作するスクリーンセーバには、以下のものがあります。
Apple のスクリーンセーバモジュール。他社製またはカスタムのスクリーンセーバは、ログインウインドウではサポートされていません。
「Quartz Composer」スクリーンセーバの中では、「Arabesque」「Shell」「Spectrum」のみ使うことができます。
.slideSaver バンドルは実行が許可されています。
以下のタイプのスクリーンセーバは、ログインウインドウでの実行が許可されていません。
他社製またはカスタムのスクリーンセーバ
RSS フィード
iPhoto/Aperture アルバム
ランダムおよびシャッフルで表示されるスクリーンセーバ
iTunes Artwork スクリーンセーバ
サポートされていないスクリーンセーバモジュールが選択されると、代わりに「Flurry」スクリーンセーバモジュールが表示されます。
スクリーンセーバを利用してログインウインドウにカスタムメッセージを表示する方法については、こちらの記事を参照してください。
Apple が製造していない製品に関する情報や、Apple が管理または検証していない個々の Web サイトについては、推奨や承認なしで提供されています。Apple は他社の Web サイトや製品の選択、性能、使用に関しては一切責任を負いません。Apple は他社の Web サイトの正確性や信頼性についてはいかなる表明もいたしません。詳しくは各メーカーや開発元にお問い合わせください。