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OS X Server でソフトウェアアップデートサービスを使って Mac クライアントをアップデートする方法

OS X Server に含まれているソフトウェアアップデートサービスを使うと、独自のサーバ上で Apple ソフトウェアアップデートをホストすることができます。

互換性

サーバと同じバージョンの OS X、および一部の古いバージョンの OS X を使って、クライアント向けのアップデートを提供できます。

Server のバージョン

サポートされている中でもっとも古いクライアント

サポートされている中でもっとも新しいクライアント

OS X Server (Yosemite)

OS X 10.6 Snow Leopard

OS X 10.10 Yosemite

OS X Server (Mavericks)

OS X 10.6 Snow Leopard

OS X 10.9 Mavericks

OS X Server (Mountain Lion)

OS X 10.6 Snow Leopard

OS X 10.8 Mountain Lion

OS X Server (Lion)

OS X 10.5 Leopard

OS X 10.7 Lion

さまざまなバージョンの OS X を搭載した Mac クライアントで同じ URL を使ってサーバに接続し、アップデートをダウンロードすることができます。サポートするクライアントのバージョンごとに別のサーバを作成する必要はありません。

構成プロファイルを使う

構成プロファイル (たとえばプロファイルマネージャで作成したもの) を使って、クライアントのソフトウェアアップデートサーバを指定することができます。ソフトウェアアップデートのペイロードをプロファイルに追加する場合は、次のように URL を指定します。

http://su.example.com:8088/index.sucatalog

su.example.com は、お使いのソフトウェアアップデートサーバの完全修飾ホスト名で置き換えます。

構成プロファイルの作成方法について詳しくは、プロファイルマネージャヘルプを参照してください。

管理対象のクライアント

管理対象のクライアントを使ってソフトウェアアップデートサーバへのアクセスを管理するには、以下の手順を実行します。

  1. ワークグループマネージャで「環境設定」をクリックします。

  2. 正しいディレクトリが選択されており、認証済みであることを確認します。ディレクトリを切り替えるには、地球儀アイコンをクリックします。認証済みでない場合は、鍵アイコンをクリックし、ディレクトリの管理者の名前とパスワードを入力します。

  3. コンピュータグループを選択します。

  4. 「ソフトウェアアップデート」をクリックします。

  5. 「管理」設定を「常に確認」に設定します。

  6. URL を指定します (su.example.com は、お使いのソフトウェアアップデートサーバの完全修飾ホスト名)。

    • http://su.example.com:8088/index.sucatalog

  7. 「今すぐ適用」をクリックします。

管理対象でないクライアント

構成プロファイルまたは管理対象のクライアントで管理されていない Mac クライアントがソフトウェアアップデートサーバに接続するように指定するには、以下の手順を実行します。

  1. 管理対象でないクライアントで「ターミナル」を開きます。

  2. 次のコマンドを使います。su.example.com は、お使いのソフトウェアアップデートサーバの完全修飾ホスト名で置き換えます。

sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.SoftwareUpdate CatalogURL http://su.example.com:8088/index.sucatalog

次のコマンドを使って変更内容を確認することができます。

defaults read /Library/Preferences/com.apple.SoftwareUpdate CatalogURL

管理対象でないクライアントが Apple のソフトウェアアップデートサーバに接続するように指定し直すには、次のコマンドを使います。

sudo defaults delete /Library/Preferences/com.apple.SoftwareUpdate CatalogURL

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