2010 年以降に発売された Apple 製品の液晶 (LCD) ディスプレイのピクセル異常について

「ピクセル異常」について、その原因や、許容数を超えるピクセル異常が液晶パネルに現れた場合の対処法などをご説明します。

多くの Apple 製品が、液晶 (LCD) ディスプレイを採用しています。LCD 技術では、行と列によって指定されるポイント (ピクセル) に基づいて、画面にテキストと画像を表示します。各ピクセルには 3 つのサブピクセル (赤、緑、青) があり、この 3 色でフルカラー画像を表現しています。各サブピクセルには対応するトランジスタがあり、それぞれのサブピクセルのオン/オフの切り替えを担っています。

画面のサイズに応じて、LCD パネル上のサブピクセルの数は数千個から数百万個にもなります。たとえば、iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017) に採用されている LCD パネルのディスプレイ解像度は 5120 x 2880 で、ピクセル数は実に 1,470 万を超えています。各ピクセルは、赤、緑、青のサブピクセルで構成されているため、この 27 インチディスプレイの場合、4,400 万を超える発光素子で構成されていることになります。たまに、トランジスタが正しく機能しなくなり、その影響で、対応するサブピクセルがオフ (黒点) またはオン (輝点) のままになることがあります。ディスプレイ上には数百万個のサブピクセルがあるため、そうしたトランジスタが LCD 上にわずかながらも見つかる可能性があります。また、場合によっては、小さな埃や異物がピクセル異常に見えることもあります。Apple では製品に高品質の液晶パネルを採用していますが、ごく一部のパネルでピクセル異常が起きる可能性も否めません。 

ほとんどの場合、ピクセル異常は、異物がディスプレイの内部に入り込んだか、ガラス製パネルの表面に付着したことが原因です。異物はたいがいが不規則な形状で、背景が白い場合に目立ちやすくなります。異物がガラス製パネルの表面に付着している場合は、糸くずの出ない布で簡単に拭き取れます。画面内部に付着した異物は、Apple 正規サービスプロバイダまたは Apple Store 直営店で取り除く必要があります。 

ディスプレイのドット抜けについてご心配な場合は、お使いの Apple 製品を、Apple 正規サービスプロバイダまたは Apple Store 直営店にお持ち込みいただき、詳しい検査を依頼してください。この評価は有料となる場合があります。 

  ピクセル異常 (黒点)     ピクセル異常 (輝点)        異物混入              

ピクセル異常の例

関連情報

2010 年以前に発売された Apple 製品のピクセル異常については、こちらの記事を参照してください。

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