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AirMac:NAT ポートからプライベートアドレスの L2TP VPN サーバへの AirMac ユーティリティを使ったマッピングが機能しない

AirMac ユーティリティを使って、プライベートアドレスの L2TP VPN サーバへの NAT ポートマッピングが機能しない場合の対処法を説明します。

NAT (Network Address Translation) を使うと、1 つのパブリック IP アドレスをネットワーク上のコンピュータやデバイスと共有できます。環境によっては、プライベートアドレスを使っている L2TP VPN サーバに AirMac デバイスからアクセスできるように構成する場合があります。こうしたポート構成にすると、UDP ポート 500 を使って IKE を、UDP ポート 4500 を使って ESP-UDP をリダイレクトしようとします (「どこでも My Mac」と競合する場合があります)*。

AirMac ベースステーションで、プライベートアドレスの L2TP VPN サーバへの NAT ポートフォワーディングを有効にする場合は、まず AirMac ユーティリティで「どこでも My Mac」サービスを無効にします。「どこでも My Mac」を有効にしていると、プライベートアドレスの L2TP VPN サーバへの NAT ポートフォワーディングを構成しても、サーバへのポートフォワーディングの設定は無視されます。

* 2019 年 7 月 1 日時点で、「どこでも My Mac」のサービスは終了しています。

AirMac ベースステーションで「どこでも My Mac」を無効にする方法

構成対象の AirMac ベースステーションと同じローカルエリアネットワークに接続していることを確認します。以下の手順は AirMac ユーティリティ 6.0 以降を対象にしています。

  1. OS X の場合は、Finder で、「移動」メニューから「ユーティリティ」を選択し、AirMac ユーティリティを開きます (前述の通り、AirMac ユーティリティ 6.0 以降を使ってください)。

    • Windows の場合は、「スタート」>「すべてのプログラム」>「AirMac」の順に選択し、AirMac ユーティリティを開きます (前述の通り、AirMac ユーティリティ 6.0 以降を使ってください)。

  2. AirMac ベースステーションを選択し、「編集」をクリックします。

  3. AirMac ベースステーションのパスワードの入力を求められたら入力します (「どこでも My Mac」のパスワードではありません)。

  4. 「ベースステーション」タブをクリックし (選択されていない場合)、「どこでも My Mac」のアカウントを選択して、「-」ボタンをクリックします。すべてのアカウントに対して、1 つずつこの作業を行ってください。

  5. 「アップデート」をクリックして変更内容を保存します。

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