Mac OS X v10.5、10.6:ペアレンタルコントロールによるインターネットのコンテンツフィルタについて

ペアレンタルコントロールによるインターネットコンテンツフィルタの使い方について説明します。

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Mac OS X 10.5 および 10.6 では、ペアレンタルコントロール を利用することにより、不適切なコンテンツが含まれる Web サイトへのアクセスを防止することができます。この記事では、この機能のしくみについて解説します。

インターネットコンテンツフィルタは、オペレーティングシステムのコア部に組み込まれているため、お使いになる Web ブラウザを問わず、インターネットへのアクセスをフィルタリングできます。

インターネットコンテンツフィルタは、次の手順で有効にします。

  1. Apple メニューから「システム環境設定」を選択します。
  2. 表示」メニューから「ペアレンタルコントロール」を選択します。
  3. フィルタ機能を適用するユーザアカウントを、ウインドウの左側から選択します。注意:ペアレンタルコントロールは、管理者アカウントには適用できません (管理者アカウントはこのウインドウに表示されません)。システム環境設定の「アカウント」パネルで、各アカウントのアクセス権限 (「管理者」や「ペアレンタルコントロールで管理」など) を確認してください。
  4. 「ペアレンタルコントロールを使用」をクリックします。
  5. 「内容」タブをクリックします。
  6. 「Web サイト制限」の 3 つのモードのうちいずれか 1 つを選択します。各モードについて詳しくは、後述します。
  7. フィルタを有効にする管理者以外の各アカウントに対して、手順 3 ~ 6 を繰り返します。

 

インターネットコンテンツフィルタの 3 つのモードについて

インターネットコンテンツフィルタは、「制限なし」「自動」「ホワイトリスト」の 3 つのモードで機能します。

Web サイトへのアクセスを制限しない (制限なし)

「Web サイトへのアクセスを制限しない」が選択されている場合は、アカウントで閲覧した Web サイトがログに記録されますが、Web サイトを閲覧すること自体は制限されません。閲覧した Web サイトは記録され、「ペアレンタルコントロール」環境設定パネルの「ログ」タブで確認できます。
 

アダルトサイトへのアクセスを自動的に制限 (自動)

「アダルトサイトへのアクセスを自動的に制限」を選択した場合は、不適切なコンテンツが含まれる Web サイトへのアクセスが可能な限りブロックされます。この機能には、メールアプリケーションで「迷惑」メールを振り分ける機能と同じ技術を採用しています。インターネットコンテンツフィルタは、Web サイトの各種プロパティ (テキストや構造など) を検証することにより、その Web ページが安全かどうかを高い精度で検知します。

また、RTA (http://www.rtalabel.org/) または SafeSurf (http://www.safesurf.com/ssplan.htm) のレーティングシステムに成人向けサイトとして登録されている Web サイトもブロックされ、一部の検索エンジンでは、検索結果に成人向けコンテンツを表示しない「セーフサーチ」が強制的に実行されます。

このモードでは、閲覧したサイトと閲覧阻止されたサイトの両方がログに記録され、「ペアレンタルコントロール」パネルの「ログ」タブでは、これらのサイトがわかりやすく分類されます。

状況によっては、この自動フィルタ機能で、安全な Web サイトがブロックされてしまう場合や、成人向けサイトが閲覧許可されてしまう場合もあります。たとえば、言葉遣いが一般的ではない Web サイトや、テキストがほとんどないページでこのような問題が発生します。このような Web サイトは、「ペアレンタルコントロール」パネルの「ログ」タブで確認して、「常に許可」リストまたは「常に禁止」リストに追加することができます。これらのリストは、「ペアレンタルコントロール」パネルの「内容」タブから「カスタマイズ」をクリックして表示することもできます。誤ってブロックされる Web サイトも、その Web ページの「許可」ボタンをクリックし、管理者として認証することによって閲覧を許可できます。

https に関する注意:SSL 暗号化が採用されている Web サイト (一般的には「https」で始まる URL のページ) については、ページ内の暗号化されたコンテンツをインターネットコンテンツフィルタで検証できません。このため、暗号化されている Web サイトは、「常に許可」リストを使って明確に閲覧を許可しておく必要があります。暗号化されている Web サイトは、「常に許可」リストに追加されていない場合は自動フィルタ機能でブロックされます。
 

これらの Web サイトのみアクセスを許可 (ホワイトリスト)

「ペアレンタルコントロール」で「これらの Web サイトのみアクセスを許可」が選択されている場合は、リストに追加されていない Web サイトがすべてブロックされます。ブロック対象の Web サイトにアクセスすると、閲覧許可されている Web サイトのリストが表示されます。Safari では、閲覧許可されている Web サイトが、ブックマークとしてブックマークバーに表示されます。

注意:ほとんどの Web サイトに対しては、フィルタ機能によって、パス名ではなく、ドメイン名がチェックされます。たとえば、リストに「http://www.example.com」が追加されている場合、「http://pictures.example.com」や「http://www.example.com/movies」へのアクセスが許可されます。

このホワイトリストモードでは、閲覧したサイトと閲覧阻止されたサイトの両方が、「ペアレンタルコントロール」パネルの「ログ」タブにわかりやすく表示され、ここでホワイトリストに追加したり削除したりすることができます。

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