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Apple 液晶ディスプレイに残像が残るのを防ぐ

一部の Apple 液晶ディスプレイでは、静止画像 (ログイン画面やデスクトップピクチャなど) を長時間画面に表示し続けると、新しい画像に切り替えても前の画像が画面にうっすらと残ることがあります。これは「残像」と呼ばれる現象です。

残像を防ぐには、システム環境設定の「省エネルギー」のスリープ機能を使って、ディスプレイを使用していないときにディスプレイの電源がオフになるようにするか、スクリーンセーバを使って、ディスプレイに同じ静止画像が長時間表示されたままにならないようにします。「省エネルギー」のスリープ機能は非常に便利です。バックライトバルブが動作していない間は消灯するので、耐用年数を延ばすことができます。

万が一、残像が残ってしまった場合でも、通常は以下の手順で取り除くことができます。

まず、「省エネルギー」のスリープ設定を一時的にスリープしないように設定します。次に、残像の元画像が画面に表示されていたのと同じ時間だけ、ディスプレイ全体に白 1 色のパターンを表示します。これを行うには、下記の手順を実行します。

  1. Graphic Converter や Photoshop などのグラフィックアプリケーションで白 1 色のグラフィックを作成し、JPEG ファイルとして保存します。

  2. このグラフィックをスクリーンセーバで表示する画像として使います。

  3. バックライトバルブの消耗を抑えるため、ディスプレイの輝度を (消えない程度に) 下げます。

  4. 残像が消えたかどうかを確認します。

  5. 必要に応じて、この手順を残像が消えるまで繰り返します。

  6. 「省エネルギー」の設定を元に戻します。

白 1 色のグラフィックを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. グラフィックアプリケーションを開きます。

  2. 新しいグラフィックファイルを作成します。

  3. お使いのディスプレイの解像度 (ピクセル単位) を新しいグラフィックの高さと幅に指定します。

  4. 新しいグラフィックを保存します (「JPEG」形式を選択してください)。

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