Mac OS X:フォントの保存場所とその目的

Mac OS X には複数の「Fonts」フォルダがあります。フォントのインストール場所により、だれがどのような場合にそのフォントを使えるかが決まります。

Font Book でフォントを管理する

フォントをインストール、削除、表示、整理、検証、使用、および使用停止する際は、Font Book (Mac OS X v10.3 以降に付属) をお使いになることをお勧めします。詳しくは、こちらの記事を参照してください。

Font Book を使わずにフォントを手動で管理する場合は、次のセクションを参照してください。
 

フォントを手動で管理する

注意:Mac OS X には 4 つ以上の「Fonts」フォルダがあります (ソフトウェアのインストール状況とユーザ数により異なります)。この記事では、これらのフォルダをパス名で区別します。パス名について詳しくは、こちらの記事を参照してください。

フォントをインストールするには、Font Book アプリケーションでそのフォントをダブルクリックして画面の指示に従うか、Mac OS X の標準「Fonts」フォルダにフォントファイルを手動でコピーまたはドラッグします。

フォントが保存されているフォルダによって、だれがアクセスしてフォントを使うことができるかが決まります。たとえば、ユーザが「~/ライブラリ/Fonts/」に新しいフォントをインストールした場合、そのフォントはそのユーザしか使えません。ルートまたは管理者ユーザが「/Network/ライブラリ/Fonts/」に同じフォントをインストールした場合、すべてのネットワークユーザがそのフォントを使うことができます (ネットワーク管理者がコンピュータに、このための共有設定を行った場合)。

フォントに対する変更は、アプリケーションが起動されたとき、または変更が適用されたアカウントやコンピュータにユーザがログインしたときに有効となります。フォントが重複する場合は、標準「Fonts」フォントフォルダ用に定義されている優先順位をもとに順番が決められます (下の表で優先順位の高い方から順に説明しています)。

注意:一部のフォントは iLife または iWork に付属のアプリケーションなどで必要となります。これらのアプリケーションに関連付けられているプロジェクトが期待通りに表示されない場合、またはいずれかのフォントの使用を停止した後にアプリケーションが開かなくなった場合は、そのフォントを再度有効にしてからもう一度確認してみてください。


フォントの保存場所

注意:チルダ文字 (~) はユーザのホーム (ローカルまたはリモート) を表します。

フォントの使用 フォントフォルダの場所
説明
"ユーザ" ~/ライブラリ/Fonts/
各ユーザは、それぞれのホームにインストールされたフォントをすべて自分でコントロールできます。ユーザがコンピュータにログインしている場合、これらのフォントを使用できます。ここにインストールされたフォントは、コンピュータのすべてのユーザが使用できるわけではありません。
"ローカル" /ライブラリ/Fonts/ コンピュータのすべてのローカルユーザは、このフォルダにインストールされたフォントを使用することができます。Mac OS X はシステム操作にこれらの追加のフォントを必要としません。管理者ユーザは、このフォルダの内容を変更することができます。このフォルダは、アプリケーション間で共有されるフォントを保存する場所として推奨されます。
"Network" /Network/ライブラリ/Fonts/ 「Network」フォルダは、ローカルエリアネットワークのすべてのユーザが共有するフォントに適しています。この機能は通常、ネットワークファイルサーバ上でネットワーク管理者の管理の下で使用されます。
"システム" /システム/ライブラリ/Fonts/ Mac OS X はシステム使用とディスプレイ用に、このフォルダのフォントを必要とします。これらのフォントは手動で変更したり削除しないようにする必要があります。
"Classic" /System Folder/Fonts/ このフォルダには Classic 環境 (Mac OS X v10.4 以前) によって使用されるフォントが含まれています。複数の Mac OS 9.1 システムフォルダが存在する場合、「システム環境設定」の「Classic」パネルで選択されたシステムフォルダの中のフォントだけが使用されます。Classic アプリケーションは、これらのフォントだけにアクセスできます。他の場所に保存されているフォントにはアクセスできません。逆に、Mac OS X アプリケーションは Classic 環境がアクティブでないときでも、これらのフォントを使用することができます。
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