Wi-Fi や Bluetooth を使用した通信を妨げる要因

ワイヤレス通信が低速化したり、Wi-Fi ネットワークへの接続や Bluetooth デバイスとの接続が切れたりする原因となる干渉を最小限に抑える方法をご案内します。

以下のいずれかの症状が認められる場合は、ワイヤレス通信で干渉が起きていないか確認してください。

  • Wi-Fi メニューに表示される信号強度が弱い
  • Wi-Fi 接続時にインターネットへの接続が遅い
  • Wi-Fi 経由でのコンピュータ間のファイル転送に時間がかかる
  • Magic Mouse、Magic Trackpad、または Apple Wireless Keyboard などの Bluetooth 対応デバイスをペアリングできない
  • Magic Mouse または Magic Trackpad の使用時にポインタの動きが不規則/不安定になる
  • Bluetooth 対応デバイスの使用時に「接続が切れました」というメッセージが頻繁に表示される

干渉の要因となるもの

以下のものが近くにあると、Wi-Fi ネットワークや Bluetooth デバイスにとって干渉源となる場合があります。

電子レンジ

コンピュータ、Bluetooth デバイス、または Wi-Fi ベースステーションの近くで電子レンジを使うと、干渉が起きることがあります。

DSS (Direct Satellite Service)

一部の衛星放送用アンテナに使われる同軸ケーブルやコネクタが干渉を引き起こす場合があります。ケーブルが破損していないか確認してください。破損していると、無線周波数干渉 (RF 漏洩) が起きる原因となります。干渉が疑われる場合は、ケーブルを交換してみてください。

電源

電線、鉄道架線、発電所など、特定の外部電気設備が、干渉の原因となる場合があります。AirMac ベースステーション、AirMac Time Capsule、または Wi-Fi ルーターは、電線が通っている壁面やブレーカーボックスの近くに置かないようにしてください。

2.4 GHz または 5 GHz 帯を利用する電話機

2.4 GHz 帯または 5 GHz 帯で動作するコードレス電話で通話中に、ほかのワイヤレス機器またはワイヤレスネットワークと干渉する場合があります。

ワイヤレス (RF) ビデオトランスミッター

2.4 GHz 帯または 5 GHz 帯で動作するワイヤレスビデオトランスミッターが、ほかのワイヤレス機器やワイヤレスネットワークと干渉する場合があります。

ワイヤレススピーカー

2.4 GHz 帯または 5 GHz 帯で動作するワイヤレススピーカーが、ほかのワイヤレス機器やワイヤレスネットワークと干渉する場合があります。

特定の外部モニタおよび LCD ディスプレイ

ディスプレイには、特に 2.4 GHz 帯のチャネル 11 ~ 14 で高調波を放出して干渉を引き起こすものがあります。この干渉は、ノートブックコンピュータのディスプレイを閉じて、外部モニタを接続してお使いの場合に悪化することがあります。アクセスポイントを 5 GHz 帯に、または 2.4 GHz 帯のより低いチャネルを使うように変更してみてください。

遮蔽能力が不十分なシールドケーブル

外付けのハードドライブなどのデバイスをつなぐシールドケーブルの遮蔽能力が不十分だと、ほかのワイヤレス機器と干渉する場合があります。デバイスの接続を外したり電源を切ったりすると問題が解消する様子の場合は、そのデバイスをコンピュータに接続しているケーブルを交換してみてください。

その他のワイヤレスデバイス

2.4 GHz 帯または 5 GHz 帯で動作するその他のワイヤレス機器 (マイクロ波送信機、ワイヤレスカメラ、ベビーモニタ、近隣で使われている Wi-Fi デバイスなど) が、Wi-Fi 接続や Bluetooth 接続にとって干渉源となる場合があります。

 

デバイスによっては、2.4 GHz 帯または 5 GHz 帯で動作するとは明記されていない場合があります。デバイスが利用する帯域は通常、製品のマニュアルに記載されています。こうした機器は、「デュアルバンド」「Wi-Fi」または「ワイヤレス」デバイスなどと呼ばれることがあります。

ワイヤレス通信の障壁

デバイスを置いている場所や、建物に使われている建設資材が Wi-Fi や Bluetooth に影響を与える場合があります。できるだけ、通信の障壁となるものを避けたり、Wi-Fi デバイスや Bluetooth デバイスの配置を変えたりして、信号経路を確保してください。 

たとえば、以下のような状況が考えられます。

  • コンピュータを金属製の机の下に置いた状態で、机の上でワイヤレス (Bluetooth) マウスを使おうとしている。この場合、机の素材である金属が、マウスとコンピュータの間の遮蔽物となり、デバイスをコンピュータとペアリングできなかったり、ポインタの動きが不安定になったりすることがあります。
  • AirMac ベースステーションが下の階にあり、コンピュータは上の階にある。2 つのフロアの間の建材はコンクリートで、金属で補強されています。そのせいで、ベースステーションからコンピュータへの Wi-Fi 信号が弱くなったり、遮られたりする場合があります。ネットワークの速度が落ちたり、信号が弱くなったり、Wi-Fi ネットワークにまったくつながらなくなったりする可能性があります。

高周波 (RF) 電波を反射/吸収する物質には、以下のようなものがあります。

障壁の種類 干渉の可能性
木材
合成物質
ガラス
煉瓦
大理石
土壁
コンクリート
防弾ガラス
金属 非常に高い

ほかのワイヤレス機器による干渉の影響を軽減する

多数のワイヤレスデバイスがコンピュータに接続されていたり、近くにあったりする場合、Wi-Fi デバイスで使うチャネルを調整する必要が生じることがあります。 

お使いの Wi-Fi と Bluetooth ワイヤレスデバイス間の干渉を最小限に抑えるには、次の方法を試してください。

  1. ワイヤレスネットワーク上のチャネルを変更します。AirMac ベースステーションまたは AirMac Time Capsule の場合は、ベースステーションをリセットすれば、ベースステーションが起動時に 2.4 GHz および 5 GHz のチャネルの中で、もっとも干渉の少ないチャネルを利用しようと試みます。
  2. 5 GHz ワイヤレスネットワークに接続します (可能な場合)。
  3. コンピュータと Wi-Fi ルーター (AirMac ベースステーションなど) を互いに近付けます。
  4. コンピュータに接続するかコンピュータの近くにある、稼働中の Bluetooth ワイヤレスデバイスの台数を最小限に抑えます。

ワイヤレス診断も、Wi-Fi 環境の評価に役立ちます。

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