Aperture 3 に問題がある場合

Aperture 3 が正常に起動しない場合や通常通りに動作しない場合は、以下の基本的なトラブルシューティング手順にそって、問題を解決できるかどうかお試しください。

ただし、以下の手順はすべてを網羅しているわけではなく、具体的な症状に対処するものでもありません。ここでは、Aperture を正常動作に導く基本的な手順を紹介しています。AppleCare テクニカルサポートでも通常、以下の手順をご案内しています。

システム条件とソフトウェアバージョンを確認する

  1. システム条件を確認します。Aperture に必要なハードウェアを見落としていないかどうか確認してください。システム条件は、Aperture の技術仕様のページで確認できます。
  2. カメラの互換性を確認します。お使いのカメラのデジタル RAW フォーマットに対応しているか確認してください。サポートされているカメラの一覧については、こちらの記事を参照してください。最新バージョンの OS X をお使いでない場合は、上記の記事のカメラ一覧に記載されているカメラでも、一部サポートされないことがあります。以下の該当するページで、お使いのバージョンの OS X でサポートされているカメラの一覧を確認してください。
    OS X Mountain Lion:サポート可能なデジタルカメラの RAW 形式
    OS X Lion:サポート可能なデジタルカメラの RAW 形式
    Mac OS X v10.6:サポート可能なデジタルカメラの RAW 形式
  3. 最新バージョンのソフトウェアにアップデートします。Apple () メニューから「ソフトウェア・アップデート」を選択し、お使いのバージョンの Mac OS X、デジタルカメラ RAW 互換性アップデート、その他の重要なシステムファイルの最新のアップデートが適用されていることを確認してください。アップデートをインストールしておけば、機能が改善され、強化された最新の状態でソフトウェアを利用できます。
  4. 最新バージョンの Aperture にアップデートします。当初 Aperture を DVD からインストールした場合や、シリアル番号の付いたトライアル版からアップグレードした場合は、Apple () メニューから「ソフトウェア・アップデート」を選択し、Aperture のアップデートが提供されていれば、インストールします。Mac App Store で Aperture を購入してインストールした場合は、Mac App Store アプリケーションを開き、入手可能なアップデートがあるかどうかを確認してください。

ライブラリをバックアップする

Aperture のトラブルシューティングを進める前に、ライブラリのバックアップを作成しておくことをお勧めします (未作成の場合)。Time Machine を使うか、Aperture でボールトを作成して、バックアップを作成できます。 Aperture の実行中は、Time Machine で Aperture ライブラリを完全にバックアップできません。手順を進める前に、必ず Aperture を終了して、Time Machine で完全なバックアップが行われるようにしてください。すでにボールトをお使いの場合は、先に進む前に、Aperture でボールトを更新しておいてください。

Aperture ライブラリ First Aid ツールを使う

「option」キーと「command」キーを押しながら Aperture を起動します。Aperture ライブラリ First Aid のダイアログが開き、以下の 3 つのトラブルシューティングオプションが提示されます。

  • アクセス権を修復。Aperture の一部の問題は、ライブラリの項目に対するアクセス権が適切でないために発生する場合があります。ライブラリのアクセス権を正しく設定するには、「アクセス権を修復」オプションを選択してから、「修復」ボタンをクリックします。この操作を実行するには、管理者アクセス権があるユーザアカウントのユーザ名とパスワードを使った認証が必要です。
  • データベースを修復。ライブラリの内部構造が破損しているために、予期しない動作が生じる場合があります。「データベースを修復」を使ってこの問題の解決を試みることができます。「データベースを修復」オプションを選択してから、「修復」ボタンをクリックします。
  • データベースを再構築。「アクセス権を修復」または「データベースを修復」で解決できない、より深刻な問題の場合は、「データベースを再構築」を使ってこの問題の解決を試みることができます。この操作を実行する前に、最近更新したボールトまたは Time Machine バックアップのいずれかの形式で、Aperture ライブラリを完全にバックアップしておくことを強くお勧めします。「データベースを再構築」オプションを選択してから、Aperture ライブラリ First Aid ダイアログの「再構築」ボタンをクリックします。

プレビューの作成を遅らせる

Aperture が開かないときは、プレビューの作成を遅らせると効果的な場合があります。Aperture を起動した直後に「shift」キーを押すと、そのセッションのプレビューが作成されなくなります。ライブラリにあるイメージが破損しているせいで正常に起動できない場合は、この方法で Aperture を起動できるようになる可能性があります。

ライブラリを復元する

最近バックアップしたボールトまたは Time Machine バックアップからライブラリを復元してください。

ユーザ環境設定をリセットする

Aperture を初期設定に戻すことで、多くの問題を解決できます。この操作を行っても、イメージファイルやライブラリには影響ありません。

始める前に

ユーザ環境設定をリセットする前に、現在設定されている Aperture の環境設定を確認し、自分で別途選択した設定内容があれば書き留めておきましょう。Aperture の環境設定をリセットすると、次回 Aperture を起動したときに、「一般」「アピアランス」「読み込み」「書き出し」「ラベル」「プレビュー」「iCloud」「アカウント」「詳細」の環境設定はデフォルト設定に戻ります。たとえば、最後に開いたライブラリの場所と名前はリセットされます。 

各種の環境設定について詳しくは、以下の記事を参照してください。

さらに、外部の画像エディタを使用するように Aperture を設定している場合は、ユーザ環境設定をリセットした後で Aperture を再設定する必要があります。外部の画像エディタについて詳しくは、Aperture ヘルプを参照してください。

環境設定をリセットする手順

Aperture のユーザ環境設定を初期状態にリセットするには、以下の手順を実行してください。

  1. Aperture を終了します。
  2. Finder の「移動」メニューから「フォルダへ移動」を選択します。
  3. 「フォルダの場所を入力」フィールドに「~/Library/Preferences」と入力し、「移動」ボタンを押します。
  4. 「Preferences」フォルダから「com.apple.Aperture.plist」ファイルを削除します。
  5. OS X Mavericks をお使いの場合は、コンピュータを再起動します。

Aperture ライブラリの場所が、上記の環境設定ファイルに記録されています。ライブラリをデフォルトの場所である「~/ピクチャ/Aperture Library」以外に保存している場合は、Aperture の環境設定ファイルを削除する前にライブラリの場所を書き留めておいてください。ライブラリが複数ある場合は、Aperture を起動した直後に「option」キーを押して、読み込むライブラリを選択するダイアログを表示できます。

ユーザ作成のプリセット、キーワードリストなどを移動する

  1. Aperture を終了します。
  2. Finder の「移動」メニューから「フォルダへ移動」を選択します。
  3. 「フォルダへ移動」フィールドに「~/ライブラリ/Application Support/Apertureと入力し、「移動」ボタンを押します。
  4. このフォルダの中身をデスクトップに移動します。
  5. OS X Mavericks をお使いの場合は、コンピュータを再起動します。
  6. Aperture を起動し、これで問題が解決したかどうか確認します。注:上記のファイルを完全に削除すると、プリセット、メタデータセット、キーワードセットなどが削除されます。これらのファイルをデスクトップに移動しても問題が解決しない場合は、元の場所にファイルを戻して、プリセット、調整チェーンプリセット、メタデータセットを復元してください。これらのファイルを削除しても、イメージにすでに適用されているメタデータ、キーワード、調整プリセットに影響を及ぼすことはありません。

Aperture を再インストールする

Aperture を再インストールすると、問題が解決する場合もあります。 

Mac App Store から Aperture をインストールした場合

Mac App Store を使って Aperture を再インストールするには、OS X Mountain Lion v10.8 以降が必要です。

  1. 「アプリケーション」フォルダを開きます。
  2. Aperture アプリケーションをゴミ箱にドラッグします。
  3. ゴミ箱を空にします。
  4. Mac App Store を開きます。
  5. ヘッダの「購入済み」をクリックします。
  6. Aperture の購入時に使った Apple ID でログインします。
  7. 購入履歴で Aperture の右側にある「インストール」ボタンをクリックします。

DVD から Aperture をインストールした場合

確実を期すため、Aperture を一度削除してから再インストールし、その後「ソフトウェア・アップデート」で必要なアップデートをインストールする必要があります。ただし、Aperture でインストールされたものをすべて削除する必要はありません。以下の手順にそって、Aperture の新しいコピーを再インストールしてください。

Mac OS X v10.5 Leopard の場合

  1. インストールディスクが手元にあることを確認します。
  2. 「アプリケーション」フォルダを開きます。
  3. Aperture アプリケーションをゴミ箱にドラッグします。
  4. Aperture インストールディスクを挿入して、Aperture をインストールします。
  5. インストールが終わったら、Apple () メニューから「ソフトウェア・アップデート」を選択し、ソフトウェアを最新バージョンにアップデートします。

Mac OS X v10.6. Snow Leopard 以降の場合

  1. インストールディスクが手元にあることを確認します。
  2. 「アプリケーション」フォルダを開きます。
  3. Aperture アプリケーションをゴミ箱にドラッグします。
  4. 「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダを開きます。
  5. ターミナルアプリケーションを開きます。
  6. 以下のコマンド (大文字/小文字が区別されます) を入力して、「return」キーを押します。
    sudo pkgutil --forget com.apple.pkg.Aperture
    
  7. 画面の指示に従ってユーザパスワードを入力し、「return」キーを押します。
  8. Aperture のディスクを挿入して、Aperture をインストールします。
  9. インストールが終わったら、Apple () メニューから「ソフトウェア・アップデート」を選択し、ソフトウェアを最新バージョンにアップデートします。

設定やインストールの詳細については、Aperture インストールディスクに収録されているマニュアルを参照してください。

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