Compressor 4.1 への移行

以前のバージョンの Compressor から Compressor 4.1 への移行について説明します。

トランスコード

内蔵の設定はどこにありますか?

設定は「設定」パネルにカテゴリごとに分けられています。「設定」パネルを表示するには、「表示」>「設定」(「shift + command + 1」) の順に選択するか、または Compressor ウインドウの左上にある「設定と場所」ボタン  をクリックします。パネルの上部にある「設定」をクリックします。

設定やジョブの情報はどこにありますか?

情報は「インスペクタ」パネルに表示されます。「インスペクタ」パネルを開くには、「ウインドウ」>「インスペクタを表示」(「command + 4」) の順に選択するか、または「Compressor」ウインドウの右上にある「インスペクタ」ボタン  をクリックします。設定またはジョブを選択したら、「インスペクタ」パネルに選択した情報が表示されます。インスペクタでは編集可能な情報を直接編集できます。

カスタム設定を作成するには?

「設定」パネルで、左下にある「追加」メニュー  から「新規設定」を選択します。表示されるダイアログでポップアップメニューからトランスコードフォーマットを選択し、設定の名前と説明を入力してから「OK」をクリックします。「一般」「ビデオ」または「オーディオ」インスペクタでコントロールを調整して、カスタム設定のプロパティを変更することができます。作成した設定は、「設定」パネルの下部の「カスタム」という見出しの下に表示されます。

出力ファイル向けに再利用が可能な場所を作成するには?

Final Cut Pro X との整合性のため、Compressor 4.0.7 では「書き出し先」と呼ばれていたものが、Compressor 4.1 では「場所」と呼ばれるようになりました。「場所」ではジョブの出力が保存される場所を指定して、「場所」パネルにあらかじめ設定された場所がすべて表示されます。「場所」パネルを表示するには、Compressor ウインドウの左上にある「設定と場所」ボタン  をクリックして、パネル上部にある「場所」をクリックします。または、「表示」>「場所」(shift + command + 2) の順に選択します。新しい場所を追加するには、パネルの左下にある「追加」ボタン  をクリックします。

トランスコード用にバッチを作成して送信するには?

セッションに 1 つまたは複数のジョブを追加してバッチを作成します (各ジョブには、1 つのソースファイル、1 つまたは複数の設定、1 つの場所が含まれます)。Compressor ウインドウの「バッチ」領域の下部にある「バッチを開始」ボタンをクリックする (または「command + B」キーを押す) ことで、バッチを送信します。

トランスコードジョブの進行状況を確認するには?

「バッチを開始」をクリックしてトランスコード用にバッチを送信すると、Compressor ウインドウが「現在」ビューから「アクティブ」ビューに切り替わり、ここでトランスコードのプロセスを確認することができます。ジョブが完了すると、「完了」ビューに移動して、完了したバッチについての情報が表示されます。ウインドウの上部にあるビューボタンを使って、3 つのビューをすべて切り替えることができます。

エンコーディング処理中のファイルの拡張子を編集するには?

Compressor 4.1 は出力ファイルに適切な拡張子を自動的に選択します。拡張子を変更するには、エンコーディングのジョブが完了するまで待ってから、Finder で対象のファイルの場所に移動し、拡張子をそこで編集します。Compressor を使って、Finder でファイルを見つけることもできます。「完了」ビューに切り替えて、完了済みのジョブの横にある詳細表示三角形をクリックし、その列の右端にある虫眼鏡をクリックします。

デインターレースフィルタはどこにありますか?

デインターレースは、ソースがインターレースであり、出力設定がプログレッシブである場合に自動的に適用されます。デインターレース処理の品質は、インスペクタの「ビデオ」タブの「品質」セクションで調整できます。

ジョブをチェーン化できますか?

はい。従来と同じように 1 つのジョブの出力を別のジョブのソースとして利用できます。新規ジョブにチェーン化したいソースの上で「control」キーを押しながらクリックし、「選択した出力を使って新規ジョブを作成」を選択して新規ジョブを作成します。新規ジョブは個別に設定することができます。

書き出し先とバッチ処理テンプレート

バッチ処理テンプレートを作成する (設定とジョブアクションを関連付けてターゲットに適用する) には?

Compressor 4.1 の書き出し先は、Compressor 4.0 のバッチ処理テンプレートと同じように、多くの機能を複製します。書き出し先には、トランスコード手順と自動化されたジョブの操作 (例:DVD ディスクの作成、YouTube や Vimeo などへのアップロード) を組み合わせたものです。あらかじめ用意された多数の書き出し先から選択するか、または「設定」パネルの左下にある「追加」メニュー  から「新規書き出し先」を選択して独自の書き出し先を作成することができます。

書き出し先を再利用するには?

作成したカスタムの書き出し先は、「設定」パネルの下部の「カスタム」という見出しの下に表示されます。カスタムの書き出し先を再利用するには、ジョブの上にドラッグします。

過去のバッチとすべて同じ設定、ソース、およびジョブアクションを使って、新規バッチを送信するには?

「完了」ビューで、右端の列にあるジョブの「再利用」ボタン  をクリックします。ジョブの情報はすべて「現在」ビューにコピーされ、ここでジョブの設定プロパティやその他の情報を変更し、トランスコーディングを開始できます。

バッチの完了後にメールの通知を受け取るには?

メール通知のオプションは Compressor 4.1 の設定から削除されました。

MPEG-1 または DV ストリーム設定を書き出すことはできますか?

これらの古い設定は Compressor 4.1 では利用できません。このアプリケーションには、MPEG-4 や HTTP ライブストリーミングなど、より現代的でフレキシブルなオプションがさらにたくさん含まれています。

ドロップレット

ドロップレットを作成するには?

「設定」タブで、1 つ以上の設定、選択グループ、またはドロップレットとして保存する書き出し先を選択して、アクションポップアップメニューから「ドロップレットとして保存」を選択します。または、「control」キーを押しながら任意の書き出し先または設定をクリックして「ドロップレットとして保存」を選択します。

ドロップレットを使ってエンコーディング処理を行う場合に、Share Monitor を起動するには?

ドロップレットをダブルクリックして開いたら、「ドロップレット」>「Share Monitor を起動」の順に選択します。

ドロップレットの設定を編集するには?

ドロップレットの設定は変更できませんが、新しい設定の新しいドロップレットを作成することができます。

分散処理

処理のためにクラスタ (コンピュータのグループ) を作成するには?

従来では「クラスタ」と呼ばれていたものは、Compressor 4.1 ではコンピュータの「グループ」と呼ばれるようになりました。グループを設定するには、「Compressor」>「環境設定」の順に選択し、「共有コンピュータ」をクリックします。左側のパネルの下部にある「追加」ボタン  をクリックして新しいグループを作成したら、右側のパネルの下部にある「追加」ボタンをクリックしてコンピュータをグループに追加します。グループ内の各コンピュータに同じバージョンの Compressor がインストールされている必要があります。さらに、各コンピュータの Compressor の環境設定の「自分のコンピュータ」タブで、「ほかのコンピュータが自分のコンピュータ上でバッチを処理することを許可します」を有効にする必要があります。

バッチを処理するコンピュータのグループを選択するには?

バッチを送信するときに、Compressor ウインドウの下部にある「プロセス」メニューからコンピュータまたはコンピュータのグループを選択します。このメニューはコンピュータのグループを作成した後に限り表示されます。

「Compressor」>「環境設定」を選択して、「詳細」をクリックします。「追加の Compressor インスタンスを有効にする」を選択して、インスタンスの数をポップアップメニューから選択します。この数字は追加の Compressor インスタンスを指定するので、数字が 1 の場合は、Compressor インスタンスの合計は 2 になります。追加の Compressor インスタンスを有効にする方法については、こちらを参照してください。

コンピュータのグループにバッチを送信すると、どのコンピュータがコントローラになりますか?

バッチの送信元のコンピュータが常にコントローラになります。送信元のコンピュータの電源がオフになっている、または送信元のコンピュータからログアウトしている場合、処理は保留されます。

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