Xsan:マルチメディアアプリケーション用データを最適化する方法

Xsan ボリューム上に保存されたメディアファイルまたはレンダリングファイルが断片化されている場合、マルチメディアアプリケーションでそれらファイルを利用する際に、フレーム落ちが報告されることがあります。これは、バージョンに関係なく Final Cut Pro、Final Cut Express、iMovie と Xsan を使う場合に生じることがあります。

パフォーマンスの低下が原因で、フレーム落ちが発生します。ファイルの断片化など多くの要素がその原因となり得ます。Xsan には、コマンドラインから実行可能なファイルのデフラグユーティリティが含まれています。Xsan ボリュームをデフラグするには、ターミナルで以下のコマンドを入力します。

sudo /Library/Filesystems/Xsan/bin/snfsdefrag -rv <PathToDirectory>

<PathToDirectory> は、メディアファイルまたはレンダリングファイルを保存しているディレクトリのパスです。フレーム落ちの原因となり得るその他の要素については、こちらの記事 を参照してください。

注意:Xsan ボリュームの 帯域拡張 の実行後にも、snfsdefrag -dv コマンドを実行する必要があります。

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