詳細オプションを指定して Xsan ボリュームをマウントする

xsanctl コマンドにコマンドラインオプションを指定すれば、Xsan クライアントに Xsan ボリュームをマウントする方法を細かく制御できます。

Xsan ボリュームをマウントする各コンピュータで、xsanctl コマンドに以下の引数を指定してください。

--at 
Xsan ボリュームを通常の場所である「/Volumes」ではなく、特定のフォルダにマウントするように指定します。このオプションは、ボリュームをマウントおよび再起動するたびに繰り返し適用されます。

--ro 
Xsan ボリュームを読み/書き可能 (デフォルト) ではなく読み取り専用でマウントします。

--rw 
Xsan ボリュームを読み/書き可能としてマウントします。このオプションは、読み取り専用としてマウントするように設定したボリュームの設定変更に使います。Xsan クライアントについては、これがデフォルトの値です。

--threads 
Xsan クライアントが I/O 要求に使うスレッドの数を変更します。このオプションを通常時に使うことは推奨されません。実稼働環境で使う場合は、事前に十分にテストしてください。
--threads 引数はデフォルト値を少しずつ増減して調整するようにし、実稼働環境に導入する前に必ずテストを実施してください。

--dircachesize 
Xsan クライアント上のディレクトリ情報のキャッシュのサイズを設定します。キャッシュを大きくすれば、ディレクトリの読み出しなど、一部の機能の処理速度が向上することがあります。多くの場合、デフォルト値の 10485760 で十分です。実稼働環境で使う場合は、事前に十分にテストしてください。 
--dircachesize 引数はデフォルト値を少しずつ増減して調整するようにし、実稼働環境に導入する前に必ずテストを実施してください。

--mnt_retry=n
マウントを試行して失敗した場合は、最大 *n* 回まで 1 秒おきに再試行します。このオプションは、macOS Sierra 10.12.4 以降で指定できます。環境によっては、起動時に Xsan ボリュームが自動的にマウントされるように、この値を増やす必要が生じる場合があります。

以下のサンプルコマンドでは、上記の引数を「MyVolume」というボリュームに対して使っています。

mkdir /MyVolume
xsanctl mount MyVolume --at /MyVolume
xsanctl mount MyVolume --ro
xsanctl mount MyVolume --at /MyVolume --ro
xsanctl mount MyVolume --mnt_retry=60

OS X El Capitan 以降では、これらのオプションを「xsanctl mount」と組み合わせてボリュームをマウントすると、オプションが「/etc/fstab」に保存され、起動時にボリュームを自動的にマウントする際に再利用されます。「/etc/fstab」に保存されている現在のマウントオプションを変更するには、「xsanctl unmount MyVolume」でボリュームのマウントを解除してから、「xsanctl mount」で希望のオプションを指定して再びマウントします。

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