FireWire ターゲットディスクモードの使用方法とトラブルシューティング

FireWire ターゲットディスクモードの使い方とトラブルシューティング方法について説明します。

FireWire ターゲットディスクモードにすると、FireWire ポートを備えた Macintosh コンピュータ (ターゲットコンピュータ) を、別のコンピュータ (ホスト) に接続された外付けハードディスクとして使用できます。ターゲットコンピュータが FireWire ハードディスクとして起動し、ホストコンピュータから利用できるようになると、そのボリュームとの間でファイルをコピーし合えるようになります。

ホストコンピュータの必要条件

ホストコンピュータは、以下の条件を満たしている必要があります。

  • 内蔵 FireWire ポートまたは PC カードの FireWire ポート
  • FireWire 2.3.3 以降
  • Mac OS 8.6 以降

ターゲットコンピュータ

以下のモデルは、ターゲットコンピュータとして利用できます。

  • ファームウェアバージョン 2.4 以降がインストールされた iMac (Slot Loading)
  • iMac (Summer 2000) および 2000 年 7 月以降に発売された全モデル
  • eMac (全モデル)
  • Mac mini (全モデル)
  • ATA ドライブ内蔵 Power Mac G4 (AGP Graphics)
  • Power Mac G4 Cube
  • Power Mac G4 (Gigabit Ethernet) および 2000 年 7 月以降に発売された全モデル
  • Power Mac G5 (全モデル)
  • Mac Pro (全モデル)
  • iBook (FireWire) および 2000 年 9 月以降に発売された全モデル
  • PowerBook G3 (FireWire)
  • PowerBook G4 (全モデル)
  • MacBook Pro (全モデル)
  • 2008 年 10 月より前にリリースされた MacBook モデル

FireWire ポートの仕様も参照してください。

注意:FireWire のターゲットディスクモードは、内蔵の PATA ドライブまたは SATA ドライブのみに対して機能します。ターゲットディスクモードでは、Ultra ATA バスのマスター PATA ドライブにのみ接続し、ATA、ATAPI、SCSI のスレーブドライブには接続しません。

FireWire ターゲットディスクモードを使う前に、以下の点をご確認ください。

  • ソフトウェアおよびファームウェアが最新バージョンになっていることを確認します。
  • FireWire ターゲットディスクモードを使う前に、両方のコンピュータから、ほかの FireWire デバイスをすべて取り外します。この 2 台のコンピュータの接続を解除するまで、またはターゲットディスクモードを停止するまでは、ほかの FireWire デバイスを接続しないでください。
  • Open Firmware Password が有効になっている場合は、コンピュータをターゲットディスクモードに切り替えることはできません。Open Firmware Password について詳しくは、この記事の「Mac が FireWire ターゲットディスクモードに切り替わらない場合」セクションを参照してください。
  • FileVault で保護されているホームディレクトリ (Mac OS X v10.3 以降のみ) を転送する場合は、FileVault で保護されているユーザとしてログインし、FileVault を一時的ににします。ホームディレクトリのデータをターゲットコンピュータに転送した後、必要に応じて FileVault 保護を再度有効にしてください。

FireWire ターゲットディスクモードを使うには

  1. ターゲットコンピュータの電源がオフになっていることを確認します。
  2. Apple のポータブルコンピュータ (PowerBook や MacBook など) をターゲットコンピュータとして使う場合は、AC 電源アダプタを接続しておきます。
  3. FireWire ケーブルを使って、ターゲットコンピュータをホストコンピュータに接続します。ホストコンピュータの電源を入れます。
  4. ターゲットコンピュータを起動し、すぐに「T」キーを押して、FireWire アイコンが表示されるまで押したままにします。ターゲットコンピュータのハードディスクがホストコンピュータからアクセスできるようになり、ほとんどの場合デスクトップに表示されます (ターゲットコンピュータに Mac OS X v10.4 Tiger がインストールされている場合は、システム環境設定を開き、「起動ディスク」パネルの「ターゲット・ディスク・モード」を選択することもできます。その後にコンピュータを再起動すると、ターゲットディスクモードで起動します)。
  5. ファイルのコピーが完了したら、ホストコンピュータのデスクトップに表示されるターゲットコンピュータのハードディスクアイコンを、ゴミ箱にドラッグするか、「ファイル」メニューから「取り出す」(または「片付ける」) を選択します。
  6. ターゲットコンピュータの電源ボタンを押して電源を切ります。
  7. FireWire ケーブルを外します。

Intel ベースの Mac コンピュータでターゲットディスクモードを利用する際のヒント

Mac OS X v10.3.9 以前を搭載した Macintosh に、Intel ベースの Mac をターゲットディスクモードでマウントしようとした場合は、警告メッセージが表示されます。詳しくは、こちらの記事を参照してください。

お使いの Intel ベース Mac がターゲットディスクモードでフリーズした場合は、こちらの記事 (英語の情報です) を参照してください。

Mac が FireWire ターゲットディスクモードに切り替わらない場合

起動時に「T」キーを押したままにしても、FireWire ターゲットディスクモードにならず Mac OS が起動してしまう場合は、以下の手順をお試しください。

  1. FireWire ケーブルに問題がないこと、および正しく接続されていることを確認します。 
  2. ほかの FireWire デバイスが接続されていないことを確認します。
  3. コンピュータの起動時には、必ず「T」キーを押したままにします。
  4. キーボードが正しく接続されていることを確認します。キーボードは、ディスプレイやハブを介してではなく、コンピュータ本体に直接接続してください。できれば、Apple 製の有線接続キーボードまたはワイヤレスキーボードをご利用ください。 
  5. コンピュータで Open Firmware Password が無効になっていることを確認します。お使いの OS のバージョンによっては、Open Firmware Password ソフトウェアのダウンロードが必要です。Open Firmware Password について詳しくは、こちらの記事を参照してください。
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