iPhone Air：Taptic Engine
始める前に
警告
始める前に「バッテリーの安全性」を読み、作業スペースとバッテリーの取り扱いに関するガイドラインに従ってください。
ツール
接着シートカッター
調整可能なトルクドライバー（10～34 Ncm）
プラス50mmビット
静電気放電防止ピンセット
ナイロン製プローブ（ブラックスティック）
トルクドライバー（グリーン、0.45 kgf cm）
トルクドライバー（グレイ、0.55 kgf cm）
三角44mm半月型ビット
すべての修理に必要なツールの一覧を参照してください。
取り外し
注：取り外しの手順がすでに完了している場合は、「取り付け」に進んでください。
重要
背面ガラスの取り外し手順1～3を完了します。それから手順1に進みます。
トルクドライバーと三角ビットを使って、6本の三角ネジを取り外します。
トルクドライバーとプラスビットを使って、5本のプラスネジを取り外します。この手順全体を完了してから、次の手順に進みます。
ロジックボードカウリングと背面ガラスカウリングを取り外します。カウリングは再度取り付けるまで保管しておきます。
バッテリーフレックスケーブル（1）と背面ガラスフレックスケーブル（2）の端を持ち上げてコネクタから外します。
注意：iPhoneの電源が確実にオフのままになるよう、必ず最初にバッテリーフレックスケーブルの接続を外してください。
背面ガラスの端の部分を持ち、吸着カップのタブを引いて、背面ガラスから外します。背面ガラスは清潔で平らな面の上に下向きに置きます。
Taptic EngineチンカウリングとTaptic Engineカウリングを取り外します。カウリングは再度取り付けるまで保管しておきます。
ブラックスティックか接着シートカッターを使って、Taptic EngineフレックスケーブルをUSB-Cコネクタフレックスケーブルから分離します。この手順全体を完了します。
Taptic Engineフレックスケーブルの端を持ち上げてコネクタから外します。
Taptic Engineを取り外します。
取り付け
ネジ位置図
重要：元のTaptic Engineを取り付ける場合は、手順1に進みます。交換用のTaptic Engineを取り付ける場合は、新しいTaptic Engineから裏紙をはがします。それから手順1に進みます。
Taptic Engineを筐体内に配置します。その際、Taptic EngineフレックスケーブルがバッテリーとUSB-Cコネクタフレックスケーブルの間に配置されるようにします。
接着シートカッターをフレックスケーブルとバッテリーの間に配置し、フレックスケーブルを安定させます。Taptic Engineフレックスケーブルを押さえて、USB-Cコネクタフレックスケーブルに接着させます。
Taptic Engineフレックスケーブルの端を押してコネクタに接続します。
Taptic EngineチンカウリングとTaptic Engineカウリングを画像のように配置します。
グレイのトルクドライバーと三角ビットを使って、Taptic Engineチンカウリングに1本の新しい三角ネジ（923-13682）を取り付けます。
グリーンのトルクドライバーと三角ビットを使って、Taptic Engineチンカウリングに1本の新しい三角ネジ（923-13684）を取り付けます。
10～34 Ncmに調整可能なトルクドライバーのトルク値を13 Ncmに設定します。調整可能なトルクドライバーとプラスビットを使って、Taptic Engineカウリングに2本の新しいプラスネジ（1、2）を、Taptic Engineに1本の新しいプラスネジ（3）を取り付けます。
ネジ（923-13694）1本（1）
ネジ（923-13693）1本（2）
ネジ（923-13697）1本（3）
以下の部品を取り付けて組み立てを完了します。