デスクビューは、iPhoneのカメラまたはMacの内蔵カメラを使って、机を上から見た映像とユーザの顔を同時に映し出す機能です。DIYの解説ビデオを作ったり、FaceTimeなどのビデオ会議アプリでスケッチをリアルタイムで見せたりするのに便利です。
お使いのデバイスが以下のデスクビューのシステム条件を満たしていることを確認します。
FaceTimeなどのビデオ会議アプリを開きます。
以下の方法でデスクビューを開きます。
macOS Sonoma 14以降の場合:メニューバーの
で「デスクビュー」を選択します。macOS Ventura 13の場合:メニューバーの
をクリックし、「エフェクト」>「デスクビュー」の順にクリックします。FaceTimeを使っている場合は、代わりにビデオウインドウの
をクリックできます。デスクビューの設定ウインドウが開き、デスクビューで撮影される机の領域の境界線が表示されます。最適な構図と画質にするには、以下を行います。
画面上の拡大/縮小スライダをドラッグするか、「command」キーを押しながらプラス記号(+)またはマイナス記号(-)を押します。領域を小さくすればするほど、デスクビューの開始時にその部分がより拡大表示されます。
ディスプレイまたはiPhoneの角度を変更します。
カメラと領域の端、机、または机の上面との距離を変更します。コンピュータをスタンドの上に置いている場合は、机の上に直接置くとよい場合があります。
iPhoneの向きを変更します。横向きにすると、ビューに収まる机の範囲が横方向に広くなります。縦向きにすると縦方向に広くなります。
机に当たる照明を変更します。照明が良好になると画質が向上します。
「デスクビューを開始」をクリックすると、設定時に選択した領域を上から見た映像が表示されます。このビューでも、拡大縮小や、その他の調整を行うことが可能です。
デスクビューのウインドウを共有するには、以下を行います。
FaceTimeを使っている場合は、デスクビューのウインドウが共有されるようになりました。共有されていない場合は、FaceTimeウインドウの
をクリックし、「デスクビューを共有」をクリックしてください。ほかのアプリを使っている場合は、そのアプリの画面共有機能を使って、「デスクビュー」ウインドウを共有対象として選択してください。
机の表示を停止し、顔は表示し続けるという場合は、デスクビューのウインドウを閉じます。
この例は、発表者と発表者の机が、FaceTime通話の参加者の画面にどのように表示されるかを示したものです。
デスクビューのオプションは、この機能に対応したビデオ会議アプリを以下のデバイスで使う場合に表示されます。
iPhone 11以降(iPhone 16eおよびiPhone SEの各モデルを除く)で連係カメラを使うMac
2024年以降に発売されたMacBook Pro(内蔵カメラを使う場合)
2025年以降に発売されたMacBook Air(内蔵カメラを使う場合)
2024年以降に発売されたiMac(内蔵カメラを使う場合)
デスクビューの開始後にデスクビューの設定に戻るには、デスクビューのメニューバーで「表示」>「設定に戻る」を選択します。今後、デスクビューの設定を省略するには、同じメニューで「常に設定を表示」をオフにします。