Final Cut Cameraリリースノート
Final Cut Cameraの最新および過去のアップデートについて説明します。
Final Cut Cameraのアップデートをインストールする前に、現状のシステムがiPadのためのFinal Cut ProとFinal Cut Cameraのシステム条件を満たしているか確認してください。確認の上で、Final Cut Cameraで録画した既存のビデオのバックアップを必ず作成してください。
Final Cut Camera 2.0の新機能
2025年9月19日リリース
Final Cut Camera 2.0では、以下の機能が追加または強化されています。
ProRes RAWをオープンゲートで撮影することで、フルフレーム解像度での撮影と驚異的な編集パフォーマンスが実現します*。
Apple Log 2により、ProResまたはHEVCで、ハイダイナミックレンジかつさらに広い色域で撮影できます*。
タイムコードのオプション(「時刻」や「レコードラン」、または外部のタイムコード)を簡単に有効にして、映像を正確に特定できます(iOS 26が必要)。
対応する同期ジェネレータを使用して、複数のビデオソースをフレーム単位で正確にゲンロック同期できます*。
200mm(8倍)望遠レンズにすばやく切り替えて、完璧なショットを撮影できます*。
iPhoneの向きにかかわらず、前面カメラのビデオの向き(縦向き/横向き)を動的に調整します*。
* 対応モデルのiPhoneが必要です。
改善点とバグの修正
29.97fpsでの撮影がサポートされるようになりました。
対応モデルのiPhoneで、固定フレームレート(24fps、25fps、29.97fps、30fps、50fps、60fps)がサポートされるようになりました。
対応モデルのiPhoneで、4K(120fps、100fps)撮影での手ぶれ補正がサポートされるようになりました。
対応モデルのiPhoneで、ドルビービジョンを使った4K(120fps、100fps)撮影がサポートされるようになりました。
フォーマットの設定メニューで直接「LUTプレビュー」を有効/無効にできます。
手ぶれ補正を有効にしてビデオを撮影すると、映像が飛ぶことがある問題が修正されています。
空間オーディオと手ぶれ補正を有効にして撮影する際の信頼性が向上しています。
マルチチャンネルの音源を使用する際の信頼性が向上しています。
外付けSSDが接続されているとサムネール画像が表示されないことがある問題に対応しています。
外付けSSDに保存されているビデオがメディアブラウザに表示されないことがある問題が修正されています。
メディアブラウザに「LUTプレビュー」メニューが予期せず表示されることがある問題に対応しています。
ライブマルチカムセッションの終了後、録画ボタンがグレイ表示になることがある問題が修正されています。
安定性とパフォーマンスが向上しました。
Final Cut Cameraのあらゆる機能の詳しい情報や具体的な手順についてはこちら
以前のバージョン
Final Cut Camera 1.2
2025年3月27日リリース
Final Cut Camera 1.2では、以下の機能が追加または強化されています。
48mm望遠レンズにすばやく切り替えて、完璧なショットを撮影できます(iPhone 14 Pro以降が必要)。
Logビデオの再生時にApple Log LUTを有効にして、SDRまたはHDRによるいきいきとしたオリジナルシーンを再生できます(iPhone 15 Pro以降が必要)。
空間オーディオでビデオを撮影し、よりリアルで臨場感あふれるサウンドを味わえます(iPhone 16が必要)。
50fpsで撮影することで、より柔軟に編集でき、配信オプションもより豊富になります。
改善点とバグの修正
4K 120fpsまたは4K 100fpsでの撮影の信頼性が向上しています。
4K 60fpsでの撮影でプレビューが遅延する問題が修正されています。
HDRの露出オーバーインジケータの信頼性が向上しています。
外付けドライブを使った撮影時にサムネール画像が表示または更新されないことがある問題に対応しています。
別のレンズに切り替えると連続ズームスライダが表示されなくなる問題が修正されています。
フレームの端にフォーカスピーキングインジケータが表示されることがある問題に対応しています。
手動露出から切り替えた後、自動露出がゼロにリセットされない問題が修正されています。
メディアブラウザの使用中に緑色の丸印のインジケータが誤って表示されることがある問題が解消されています。
iPad用Final Cut Proへのメディア転送の信頼性が向上しています。
デバイスの向きを変更した場合の信頼性が向上しています。
安定性とパフォーマンスが向上しました。
Final Cut Camera 1.1
2024年11月13日リリース
Final Cut Camera 1.1では、以下の機能が追加または強化されています。
Logビデオの撮影時にApple Log LUTを有効にして、SDRまたはHDRによるいきいきとしたオリジナルシーンをプレビューできます(iPhone 15 Pro以降が必要)。
LogとHEVCで撮影すると、柔軟性とダイナミックレンジが向上し、ファイルサイズも小さくなります(iPhone 15 Pro以降が必要)。
チルトとロールのインジケータや、真上からの撮影のための十字型のインジケータを使用して、水平を保ちながら正確に映像を構成できます。
iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxで、最大120 fpsで高品質の4K映像を撮影できます。
改善点とバグの修正
ダブルタップで、ホワイトバランス、マニュアルフォーカス、露出の設定をデフォルト値にリセットできます。
ISO範囲の拡張により、さらに広範囲の値を設定できるようになります。
縦向きにしたときに4:3アスペクト比のガイドラインが正しく表示されない問題が修正されています。
カメラプレビューのラグの原因となっていた問題が修正されています。
自動/手動の設定を切り替えたときに、カメラプレビューが一時的にぼやける問題が修正されています。
録画ボタンをタップした後、メディアブラウザをすぐに開くと、録画が中断される問題が修正されています。
すばやくタップしてカメラビューに戻ろうとした場合に、メディアブラウザが閉じなかった問題が修正されています。
デバイスがライブマルチカムの検出範囲にない場合、「このデバイスの登録を解除」が使えなかった問題が修正されています。
iPadのためのFinal Cut Proへのメディア転送の信頼性が向上しています。
デバイスの向きを変更した場合の信頼性が向上しています。
安定性とパフォーマンスが向上しました。
Final Cut Camera 1.0.2
2024年9月19日リリース
Final Cut Camera 1.0.2では、次の点が修正されています。
音量ボタンで録画をすばやく開始および停止できます。
iPhone 16のカメラコントロールをクリックすると簡単に録画を開始および停止できます。
Final Cut Camera 1.0.1
2024年8月13日リリース
ライブマルチカムセッションで、デバイスが表示されなかったり接続されなかったりする問題が修正されています。