Final Cut Cameraリリースノート
Final Cut Cameraの最新および過去のアップデートについて説明します。
Final Cut Cameraのアップデートをインストールする前に、現状のシステムがiPadのためのFinal Cut ProとFinal Cut Cameraのシステム条件を満たしているか確認してください。確認の上で、Final Cut Cameraで録画した既存のビデオのバックアップを必ず作成してください。
Final Cut Camera 1.1の新機能
2024年11月13日リリース
Final Cut Camera 1.1では、以下の機能が追加または強化されています。
Logビデオの撮影時にApple Log LUTを有効にして、SDRまたはHDRによるいきいきとしたオリジナルシーンをプレビューできます(iPhone 15 Pro以降が必要)。
LogとHEVCで撮影すると、柔軟性とダイナミックレンジが向上し、ファイルサイズも小さくなります(iPhone 15 Pro以降が必要)。
チルトとロールのインジケータや、真上からの撮影のための十字型のインジケータを使用して、水平を保ちながら正確に映像を構成できます。
iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxで、最大120 fpsで高品質の4K映像を撮影できます。
改善点とバグの修正
ダブルタップで、ホワイトバランス、マニュアルフォーカス、露出の設定をデフォルト値にリセットできます。
ISO範囲の拡張により、さらに広範囲の値を設定できるようになります。
縦向きにしたときに4:3アスペクト比のガイドラインが正しく表示されない問題が修正されています。
カメラプレビューのラグの原因となっていた問題が修正されています。
自動/手動の設定を切り替えたときに、カメラプレビューが一時的にぼやける問題が修正されています。
録画ボタンをタップした後、メディアブラウザをすぐに開くと、録画が中断される問題が修正されています。
すばやくタップしてカメラビューに戻ろうとした場合に、メディアブラウザが閉じなかった問題が修正されています。
デバイスがライブマルチカムの検出範囲にない場合、「このデバイスの登録を解除」が使えなかった問題が修正されています。
iPadのためのFinal Cut Proへのメディア転送の信頼性が向上しています。
デバイスの向きを変更した場合の信頼性が向上しています。
安定性とパフォーマンスが向上しました。
Final Cut Cameraのあらゆる機能の詳しい情報や具体的な手順についてはこちら
以前のバージョン
Final Cut Camera 1.0.2
2024年9月19日リリース
Final Cut Camera 1.0.2では、次の点が修正されています。
音量ボタンで録画をすばやく開始および停止できます。
iPhone 16のカメラコントロールをクリックすると簡単に録画を開始および停止できます。
Final Cut Camera 1.0.1
2024年8月13日リリース
ライブマルチカムセッションで、デバイスが表示されなかったり接続されなかったりする問題が修正されています。