iPhone 16 Plus:カメラ

始める前に

 警告

始める前に「バッテリーの安全性」を読み、作業スペースとバッテリーの取り扱いに関するガイドラインに従ってください。

以下の部品を取り外してから作業を開始してください。

ツール

  1. トルクドライバー (グレイ、0.55 kgf cm) (923-00738)

  2. トルクドライバー (グリーン、0.45 kgf cm) (923-00105)

  3. 調整可能なトルクドライバー (10 ~ 34 Ncm) (923-02995)

  4. 固定ドライバー用の JCIS ビット (923-0246)

  5. Microstix ビット (923-01290)

  6. 調整可能なトルクドライバー用の JCIS ビット (923-09177)

  7. 静電気放電防止ピンセット

  8. ナイロン製プローブ (ブラックスティック) (922-5065)

    • ニトリル製または糸くずの出ない柔らかい手袋

すべての修理に必要なツールの一覧を参照してください。

 注意

カメラのレンズや、TrueDepth カメラのアーススプリング、付近の部分に触れないよう注意してください。

重要

この部品を交換する場合は、修理アシスタントを実行して修理を完了することをおすすめします。すべての取り付け手順を完了すると、修理アシスタントがデバイスで利用可能になります。

取り外し

重要

カメラレンズが汚れないよう、手袋を着用し、カメラレンズにカバーを被せることをおすすめします。

  1. トルクドライバーと JCIS ビットを使って、TrueDepth カメラのコネクタカウリングから 3 本のプラスネジ (2) を取り外します。取り外したネジは横に置いておきます。

  2. トルクドライバーと Microstix ビットを使って、TrueDepth カメラのコネクタカウリングから三角ネジ (1) を取り外します。カウリングを取り外し、再度取り付けるまで保管しておきます。取り外したネジは横に置いておきます。

  3. 調整可能なトルクドライバーと調整可能なトルクドライバー用の JCIS ビットを使用して、カメラカウリングから 3 本のプラスネジを取り外します。取り外したネジは横に置いておきます。

    • null 注意:カメラのレンズに触れないよう注意してください。

  4. 3 本のフレックスケーブルの端をコネクタから持ち上げます。フレックスケーブルでカメラを持ち上げないようにしてください。これでカメラが取り外されました。

取り付け

重要

交換用カメラには保護カバーが付属しています。新しいカメラを取り付ける間は、カバーは被せたままにします。カバーは背面ガラスを閉じる前に取り外します。

  1. 手袋を着用し、カメラレンズが汚れないようにします。

  2. 取り付ける前に、カメラのアーススプリングに損傷がないかをチェックします。アーススプリングが曲がったり壊れたりしていないことを確認します。

    • 重要:アーススプリングが壊れたり曲がったりしている場合は、カメラの交換が必要になる場合があります。

  3. カメラを筐体に配置します。

  4. 2 本のカメラのフレックスケーブルの端を押してそれぞれのコネクタに接続します。

  5. ボタンフレックスケーブルの端を押してコネクタに接続します。

  6. 10 ~ 34 Ncm に調整可能なトルクドライバーのトルク値を 16 Ncm に設定し、調整可能なトルクドライバーと調整可能なトルクドライバー用の JCIS ビットを使用して、以下の 3 つの新しいプラスネジをカメラに取り付けます。

    • 923-11180 (1)

    • 923-11177 (2)

    • 923-11200 (3)

  7. TrueDepth カメラカウリングを取り付けます。グレイのトルクドライバーと固定ドライバー JCIS ビットを使用して、以下の 3 つの新しいプラスネジを TrueDepth カメラカウリングに取り付けます。

    • 1 本のプラスネジ (923-11181) (1)

    • 2 本のプラスネジ (923-11198) (2)

  8. グリーンのトルクドライバーと Microstix ビットを使って、カウリングに 1 本の新しい三角ネジ (923-11192) (3) を取り付けます。

以下の部品を取り付けて組立てを完了します。

重要

  • 背面ガラスを取り付け直す前に、交換用カメラから保護カバーを取り外します。

  • 取り付け手順をすべて完了したら、修理アシスタントがデバイスで利用可能になるので、実行して修理を完了することをおすすめします。修理アシスタントの起動方法について詳しくはこちらを確認してください。

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