ヘルスケアアプリのデータへのSiriによるアクセスを有効または無効にする
サポート対象のデバイスでサポート対象の言語を使用している場合は、血圧や体温など、ヘルスケアアプリの特定のデータへの読み書きアクセスをSiriに許可できます。Siriがリクエストに応える際、ヘルスケアアプリのデータは最後までデバイスから離れません。
ヘルスケアアプリのデータへのSiriによるアクセスを有効または無効にする方法
ヘルスケアアプリのデータへのSiriによるアクセスは、いつでも有効または無効にすることができます。
設定アプリを開きます。
下にスクロールして「アプリ」をタップし、「ヘルスケア」をタップします。
「Siri」または「Apple IntelligenceとSiri」をタップします。
「このアプリから学習」のオン/オフを切り替えます。
ヘルスケアアプリのデータへのSiriによるアクセスを無効にした場合、Siriがそうしたデータにアクセスしないと応えられないリクエストをすると、ヘルスケアアプリのデータへのアクセスを有効にするようにSiriが促します。
ヘルスケアアプリのデータへのSiriによるアクセスとプライバシー
Siriとヘルスケアアプリは、プライバシーを保護するように設計されています。ヘルスケアアプリに追加した自身の情報は、ご自身で使用および共有するためのものです。どの情報をヘルスケアアプリに保存して、誰がデータにアクセスできるかは、自分自身で決めることができます。
ヘルスアプリのデータは、パスコードを使用してデバイス上で暗号化されます。
Siriがリクエストに応える際、ヘルスケアアプリのデータは最後までデバイスから離れません。
Siriがヘルスケアアプリのデータを読み書きするリクエストとして認識しなかったリクエストは、デフォルトの動作で処理され、リクエストにヘルスケア情報が含まれている場合、その情報がAppleサーバに送信されます。
また、ヘルスケア、アクティビティ、フィットネスの機能向上のため、同意の上で特定のデータをAppleと共有していただくこともできます。このデータには個人データは含まれていません。また、「"ヘルスケア" と "アクティビティ" の改善」を選択しない限り、このデータがAppleと共有されることはありません。
Appleとの共有に同意した特定のデータの収集方法と取り扱いについて
ヘルスケアアプリデータに関連するSiriリクエストの対応状況
Siriを使用してヘルスケアアプリのデータにアクセスし、記録するには、次のものが必要です。
iOS 17.2以降を搭載したiPhone、iPadOS 17.2以降を搭載したiPadモデル*、watchOS 10.2以降を搭載したApple Watch Series 9またはApple Watch Ultra 2
Siriの言語が英語(米国)または普通話(中国本土)に設定されていること。Siriの言語を確認するには、「設定」>「Siriと検索」>「言語」の順に選択してください。
* iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)、iPad Pro 11インチ(第1世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、iPad mini(第5世代以降)、iPad(第8世代以降)で利用できます。