iMessage 連絡先キー確認で警告が表示される場合

iMessage 連絡先キー確認が有効になっている場合、デバイスで問題が検出されると、警告が表示されることがあります。表示される警告や、その対処法についてご説明します。

iMessage 連絡先キー確認で検証エラーやその他の問題が検出された場合、iMessage 連絡先キー確認を有効にしている相手との iMessage チャットに警告が表示されます。また、「連絡先キー確認」の設定画面に警告が表示される場合もあります。

警告が表示された場合は、以下のような原因が考えられます。

  • メッセージの送信相手が、iMessage 連絡先キー確認を無効にした。

    メッセージの送信相手が iMessage 連絡先キー確認を無効にすると iMessage チャットで警告が表示されます
  • 送信相手の Apple ID に、新しい知らないデバイスが追加された。この警告が表示された場合は、メッセージの送信相手のデバイスのいずれかに問題があるか、洗練された攻撃者がチャットを盗聴しようとしている可能性があります。

  • iMessage 連絡先キー確認を利用できない。この警告が表示された場合は、サービスが停止しているか、iMessage 連絡先キー確認が一時的に利用できなくなっている可能性があります。

  • iMessage 連絡先キー確認に問題がある。この警告が表示された場合は、自分のデバイスやアカウントのいずれかに問題があるか、洗練された攻撃者がチャットを盗聴しようとしている可能性があります。

メッセージの送信相手に関する警告が表示される場合

iMessage のチャットで、iMessage 連絡先キー確認で問題が検出されたという警告が表示される場合、その相手とのメッセージの送受信は、意図した相手とメッセージをやり取りしているという確証が得られるまで控えておいた方が賢明です。

  • その相手のデバイスやアカウントに問題が起きていることを確かめる (FaceTime やその他の安全な通話経由で、または直接会って確認します)。

  • 警告画面から「連絡先を確かめる」を選択し、確認コードを比較照合する。

    • 確認コードが一致する場合は、「確認済みにする」を選択して、連絡先情報を更新します。iMessage のチャットで警告が表示されなくなり、相手の連絡先名の横にチェックマークが表示された場合は、その人とのメッセージのやり取りを継続できます。

    • 確認コードが一致しない場合、iMessage チャットに引き続き警告が表示される場合、相手の連絡先情報を更新してもその人の名前の横にチェックマークが表示されない場合は、メッセージをやり取りしている相手が、意図した相手ではなくなっている可能性があります。念のため、その相手とのメッセージのやり取りは控えた方が賢明です。

チャットから警告を消すことを選んだ場合でも、その相手との iMessage チャットの詳細ページでその警告と詳細情報を確認できます。iMessage チャットの上部で、相手の名前 (または Mac の詳細情報ボタン) をタップし、下にスクロールして「連絡先キー確認」を表示してください。

これらの警告は、グループチャットの場合は、メンバー全員が iMessage 連絡先キー確認を有効にしている場合にのみ表示されます。

iMessage 連絡先キー確認を使用して連絡先を確かめる方法

iMessage 連絡先キー確認に問題があるという警告が表示された場合

  • お使いのすべてのデバイスの「設定」(またはシステム設定) で、Apple ID の設定の更新を促す警告が表示されていないか確認してください。まず、「連絡先キー確認の問題」に関する警告に対処します。iMessage 連絡先キー確認が依然として機能しない場合は、ほかの設定更新の警告に対処してください。

  • お使いのすべてのデバイスで連絡先キー確認をいったん無効にしてから、有効にし直します。

  • デバイスのいずれか 1 台が問題の原因となっていて、その問題を解決できない場合は、そのデバイスで iMessage からサインアウトするか、そのデバイスをアカウントから削除してください。

  • 連絡先キー確認を利用できない状況の場合は、しばらくしてから、連絡先キー確認の設定をあらためて確認してください。問題が解決している可能性があります。

  • 連絡先キー確認の問題を解決できない場合は、この機能をリセットすることができます。

    • iMessage 連絡先キー確認が有効になっているデバイスにアクセスできなくなった場合は、Web から無効にすることができます。appleid.apple.com で、「サインインとセキュリティ」を選択し、「連絡先キー確認」を選択して、「『連絡先キー確認』を無効にする」を選択してください。

    • デバイスで実行しているソフトウェアが古い場合は、「設定」にリセットオプションがある可能性があります。「設定」(または「システム設定」) > 自分の名前 >「サインインとセキュリティ」に移動し、「連絡先キー確認をリセットする」オプションを探してください。

Apple ID アカウントの不正利用が疑われる場合

アカウントの不正利用が疑われる場合は、以下のように対処してください。

  • 公開確認コードをリセットする:appleid.apple.com にアクセスして、お使いのすべてのデバイスで Apple ID からサインアウトし、Apple ID のパスワードを変更します。「サインインとセキュリティ」を選択し、「パスワード」を選択します。パスワードを変更する前に、「Apple ID に関連付けられている Apple デバイスと Web サイトからサインアウトする」オプションを選択してください。

  • 相手に自分を再確認してもらう:公開確認コードをリセットした場合、そのコードを保存している相手と iMessage チャットをすると、相手側に警告が表示されます。自分の新しい公開確認コードを相手に保存してもらい、自分の確認手続きをあらためてしてもらう必要があります。

  • Apple ID に関連付けられているデバイスを確認する:「設定」(または「システム設定」) > 自分の名前の順に選択し、下にスクロールして、お使いのデバイスを確認します。appleid.apple.com で確認することもできます。見覚えのないデバイスがある場合は、そのデバイスを選択し、下にスクロールして「アカウントから削除」を選択してください。

  • Apple ID の不正利用が疑われる場合の対処法

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