Apple ウォレットで運転免許証や州発行の身分証明書を提示する
iPhone や Apple Watch を使って、米国運輸保安庁 (TSA) の一部のチェックポイントで、運転免許証や身分証明書を提示できます。身分証の情報を対応の App で共有することもできます。
iPhone または Apple Watch を使って運転免許証や州発行の身分証明書を提示するには、以下のものが必要です。
最新バージョンの iOS または watchOS を搭載した iPhone 8 以降または Apple Watch Series 4 以降
Face ID または Touch ID が有効になっていること
デバイスへのサインインに使っている Apple ID
Apple ウォレットに運転免許証や州発行の身分証明書を追加して使用できるのは、特定の州だけです。それらの州の一部の空港や TSA チェックポイントでのみ使用できます。Apple ウォレットに入っている免許証や州発行の身分証明証を使用できるチェックポイントを調べるには、チェックポイントに掲示されている情報を参照してください。
運転免許証や州発行の身分証明書を Apple ウォレットに追加する方法
Apple ウォレットで運転免許証や州発行の身分証明書を提示する
米国運輸保安庁 (TSA) の一部のチェックポイントでは、iPhone または Apple Watch を使って免許証や身分証明書を提示できます。
TSA チェックポイントで免許証や身分証明書を使用するときは、免許証や身分証明書に関連付けられている Face ID または Touch ID での認証が必要です。認証が済んだら免許証や身分証明書の情報が提示されるので、証明書リーダーで読み取れます。
Apple Watch の免許証や身分証明書を TSA チェックポイントで使用するには、Apple Watch を装着するたびに、関連付けられている Face ID または Touch ID で iPhone のロックを解除する必要があります。その後は、Apple Watch を外すまでは、認証しなくても免許証や身分証明書を使うことができます。
免許証や身分証明書を提示して、この機能に対応している App や App Clip で本人確認をすることもできます。たとえば、金融機関サービスの App でクレジットカードを申し込むときに、Apple ウォレットの免許証や身分証明書を使用して本人確認手続きをすることができます。
Face ID または Touch ID で認証して情報を共有する際は、運転免許証や身分証明書と関連付けられている Face ID または Touch ID で認証する必要があります。
運転免許証や州発行の身分証明書を対面で提示する方法
iPhone または Apple Watch のディスプレイの上部を身分証明書リーダーに近付けます。免許証や身分証明書を提示する際に、デバイスのロックを解除したり、デバイスを見せたり手渡したりする必要はありません。
デバイスの画面で、共有される情報を確認します。
要求された情報を共有します。
Face ID 搭載モデルの iPhone：サイドボタンをダブルクリックしてから認証します。
Touch ID 搭載モデルの iPhone：ホームボタンに指を置いて認証します。
Apple Watch：サイドボタンをダブルクリックします。
免許証または身分証明書が問題なく提示されると、画面上にチェックマークと「完了」という文字が表示されます。
免許証や身分証明書を提示する場所によっては、追加の情報提示を求められる場合があります。たとえば、TSA で免許証や身分証明書を提示する際は、Apple ウォレット内の免許証や身分証明書で提示される顔写真と比較するため、身分証明書リーダーが本人の画像を取り込みます。
iPhone で運転免許証または州発行の身分証明書を App 内で共有する方法
App または App Clip 内で、「Apple ウォレットで確認」または「Apple ウォレットで続ける」ボタンをタップします。
共有される情報とその他の詳細情報を確認します。
App が要求している免許証または身分証明書の情報。
App に保存される情報、その情報の保管予定期間。
App がその情報を要求している理由。
要求された情報を共有します。
Face ID 搭載モデルの iPhone：サイドボタンをダブルクリックしてから認証します。
Touch ID 搭載モデルの iPhone：ホームボタンに指を置いて認証します。
Apple ウォレット内の身分証明書に対しては、iPhone および Apple Watch に組み込まれているプライバシー機能やセキュリティ機能が改ざんや盗難の対策に役立てられます。
運転免許証や州発行の身分証明書のデータは暗号化されます。
州の発行機関や Apple は、免許証や身分証明書が使用された時期や場所を把握できません。
本人以外が免許証や身分証明書を表示および使用できないように、Face ID および Touch ID による生体認証で対策します。
Apple における個人情報や身分証明書データの保護方針について
