ディスプレイ取り外し用加熱式固定具のファームウェアアップデート
この記事では、以下のディスプレイ取り外し用加熱式固定具の最新のファームウェアをインストールする方法について説明します。
ディスプレイ取り外し用加熱式固定具1.0、上部がグレイ
ディスプレイ取り外し用加熱式固定具2.0、上部がホワイト
固定具のファームウェアのバージョンが「HDO V25.0.0」の場合は、アップデートする必要はありません。
注:ファームウェアバージョン25.0.0は、iPhone AirおよびiPhone 17ファミリーの各種モデルで使用できる調整可能な加熱式ディスプレイポケット3.0に対応しています。
1. アイテム
以下を用意してください。
IntelまたはAppleシリコン搭載Macコンピュータ(ホストMac用)
インターネット接続
macOS Big Sur以降
ホストMacに1GBの空き容量
USB-A - USB-Bケーブル
USB-C - USB-Aアダプタを使用可能
2. ホストMacを準備する
以下の手順でアップデートをインストールするには、管理者の資格情報が必要です。
ウイルス対策ソフトウェアを無効にします。
スクリーンセーバを無効にします。
ディスプレイがオフにならないようにします。該当する場合は、「電源アダプタ」モードと「バッテリー」モードの両方に対してこれを行います。
ライトモードを有効にします。ファームウェアアップデートソフトウェアは、ダークモードおよび自動モードに対応していません。
外部ディスプレイとデバイスの接続をすべて外します。ファームウェアのアップデート中に接続できるのは、電源アダプタ、キーボード、マウス、ディスプレイ取り外し用加熱式固定具のみです。
BoxからHDRFixtureUpdater(HDR固定具アップデータ)アプリケーションをダウンロードします。リンクをクリックするとダウンロードが開始されます。
画面の指示に従ってPythonをインストールします(ソフトウェアバンドルに含まれています)。Pythonはバックグラウンドでインストールされ、完了までに最長5分かかる場合があります。Pythonのインストールが完了すると、アプリケーションは自動的に起動します。
注:インストールが完了すると、HDR固定具アップデータアプリケーションは7日後に自動的に削除されます。アプリケーションが削除された場合は、別のホストMacを使ってアップデートをインストールし、完了する必要があります。
3. ファームウェアアップデートをインストールする
重要
ホストMacからすべての外部ディスプレイとデバイスを取り外してください。ファームウェアアップデート中は、電源アダプタをホストMacに接続したままでも構いません。
注:画像には1つのバージョンのディスプレイ取り外し用加熱式固定具しか示されていませんが、手順はすべてのディスプレイ取り外し用加熱式固定具に共通です。
ディスプレイ取り外し用加熱式固定具の電源を入れます。

ホストMacと固定具にUSB-A - USB-Bケーブルを接続します。
ホストMacでHDR固定具アップデータを実行します。アップデートの所要時間は5~10分程度です。
重要
アップデートの進行中は、固定具の電源を切ったり、ホストMacとの接続を外したりしないでください。
アップデート中は、ホストMacのHDR固定具アップデータアプリケーションが応答しないように見える場合があります。カウントダウンタイマーが止まるまで待ってください。
固定具の画面に「HDO V25.0.0」と表示されたら、ファームウェアのインストールは完了です。
ホストMacと固定具からUSB-A - USB-Bケーブルを抜きます。
固定具の電源を切った後、固定具から電源ケーブルを抜きます。
20秒間待ちます。
固定具に電源ケーブルを差し込んでから、固定具の電源を入れます。
固定具の画面の右下に「HDO V25.0.0」と表示されていることを確認します。
重要
ホストMacでエラーが発生した場合は、固定具の画面でファームウェアのバージョンを確認します。固定具に最新のファームウェアバージョンが表示されている場合は、エラーを無視し、上記の固定具の電源を入れ直す手順を実行してください。
ファームウェアアップデートのインストール中に問題が発生した場合は、Self Service Repair Storeチームに連絡してサポートを受けてください。