Mac をセーフモードで起動する

Mac をセーフモードで起動することで、Mac の起動時に読み込まれるソフトウェアが問題の原因かどうかを突き止めることができます。

セーフモードはどのような機能ですか?

セーフモードで起動する前に

セーフモードで起動する

お使いの Mac が Apple シリコンを搭載しているかどうかを確認し、以下の該当する手順を実行してください。

Apple シリコン搭載の Mac をお使いの場合

  1. Mac をシステム終了します。

  2. 電源ボタンを長押しして Mac の電源を入れ、起動オプションを読み込みます。起動オプションの画面が表示されたら、電源ボタンから指を放してください。

  3. 起動ディスクを選択します。名前は変更していない限りは「Macintosh HD」です。

  4. 「shift」キーを押しながら、起動ディスクの下に表示されている「セーフモードで続ける」をクリックします。

    起動オプションの画面で、「Macintosh HD」の下に「セーフモードで続ける」ボタンが表示されているところ
  5. ログインウインドウが表示されると、右上隅に「セーフブート」と赤い文字で表示される場合があります。Mac にログインします。もう一度ログインするように求められる場合があります。

そのほかの Mac をお使いの場合

  1. Mac の電源を入れるか再起動した直後に「shift」キーを押し、Mac が起動している間押し続けます。ログインウインドウが表示されたら、「shift」キーを放します。

  2. ログインウインドウの右上隅に「セーフブート」と赤い文字で表示される場合があります。この表示は、このログインウインドウか、もう一度ログインするように求められた場合は 2 つ目のログインウインドウに表示されます。

    ログインウインドウの右上隅に「セーフモード」と表示されているところ

セーフモードで起動できない場合

セーフモードでテストする

一部の機能はセーフモードでは利用できない場合があります。そのため、ビデオキャプチャ、グラフィックスのパフォーマンス、ファイル共有、Wi-Fi、アクセシビリティ、オーディオデバイス、USB/Thunderbolt/FireWire で接続されたデバイスに支障が出る可能性があります。

セーフモードでも問題が解決しない場合

セーフモードでも問題が解決しない場合、最も簡単で解決の見込みが高い方法は、macOS を再インストールすることです。macOS を再インストールしても個人用のファイルは削除されないため、必要に応じていつ実行しても大丈夫です。

セーフモードだと問題が起きない場合

Mac を通常通りに再起動してセーフモードを解除します。問題が解消した場合は、ディスクのチェックやキャッシュの消去など、セーフモードで起動時に行われたほかの処理が解決につながった可能性があります。

Mac の再起動後に問題が再発する場合は、セーフモードでは起動時に読み込まれないログイン項目やその他のソフトウェアが原因です。以下の解決法で対処してみてください。

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