Logic Pro 9 - 技術仕様
最低システム条件
2GBの実装メモリ(4GBを推奨)
解像度1,280×768ピクセル以上のディスプレイ
OS X v10.6.8以降
最低3.4GBのハードディスク空き容量(アプリケーションからダウンロードできるオプションのコンテンツには19GBが必要)
メインウインドウ
プロジェクトのすべてのトラックやリージョンを含め、16の編集・ブラウザ領域が統合されたアレンジウインドウ
ミキサーのすべてのチャンネルストリップが音源やエフェクトプラグインとともに表示されるミキサーウインドウ
オーディオファイルを編集できるサンプルエディタウインドウ
MIDIのノートやコントローラのイベントをピアノロール形式で編集できるピアノロールウインドウ
MIDIのノートイベントを記譜法で編集しプリントできるスコアウインドウ
MIDIイベントの値を縦棒の高さで編集できるHyper Editorウインドウ
リージョンやMIDIイベントを数値で編集できるイベントリストウインドウ
テキストマーカーを編集できるマーカーリストウインドウ
テンポイベントを編集するテンポリストウインドウ
拍子記号や調号を編集できる拍子記号ウインドウと調号ウインドウ
プロジェクトのオーディオファイルとリージョンを管理できるビンウインドウ
テンポ、キー、スタイル、ムードに基づいてApple Loopsの検索やプレビューができるループブラウザ領域
チャンネルストリップ、プラグインの設定、外部MIDI出力先を検索できるライブラリブラウザ領域
ハードディスクボリューム上のコンテンツを検索し、ほかのプロジェクトからトラックデータを読み込めるファイルブラウザ領域
テキストをメモしておけるプロジェクトノートとトラックノート領域
MIDIイベントの高度なルーティングやリアルタイム処理ができるエンバイロメントウインドウ
一般
定義可能な1,180のキーコマンドとMIDIコマンド
クリップ接続により、基本シナリオのトリミングや移動中に追加素材を適切な位置に保持。タイムライン上のクリップ接続の表示または非表示を選択
再現可能な90種類のスクリーンセット
200ステップの取り消し履歴
外部オーディオでもMIDI装置でもプラグインのレイテンシを完全に補正
録音中にプラグインによって誘発されるレイテンシを除去する低レイテンシモード
シリアルベースのコピープロテクション
オーディオ
オーディオファイルとI/Oの解像度は最大24ビット/192kHz
プロジェクトの長さは96kHzで最長6時間以上、44.1kHzで13時間以上
高度なタイムライントリミング機能を備えたトリムツール
30種類のストンプボックスを備えたPedalboardなど、87種類のエフェクトプラグイン
40種類のソフトウェア音源プラグイン(GarageBandのプラグイン24種類、Logic Proのプラグイン16種類)
平均律、カスタム、Hermodeなど、102種類のソフトウェア音源のチューニングテーブル
6種類のモードが選べるFlex Time編集:
スライス中
リズミック
モノフォニック
Polyphonic
Tempophone
速度
ハイエンドのディザリングアルゴリズム(POW-r、UV22HR)
Apple Loopsをフルサポート
不可視でトラックをレンダリングすることによってCPUのリソースを解放する、トラックのフリーズ
アレンジウインドウでのサンプルに正確なオーディオ編集
レベルやスピードに対する非破壊でグラフィカルなオーディオフェードとクロスフェード
MIDI
ノートの解像度は1/3840
リアルタイムのMIDI録音とノーテーション
高速で直感的なリージョンのループ
自動でコードが認識されるグローバルコードトラック
完全な譜表ツール:
リアルタイムで楽譜に変換
音源の移調
ギタータブ譜
ドラム譜
コード記号
歌詞入力に対応
自動で複数の全休符
スラー、クレッシェンドなどのパーツを集めたパレット
複数の五線譜の属性を簡単に呼び出せる譜表スタイル
音源を組み合わせて編集しプリントできるスコアセット
完全にプロ仕様のスコアをレイアウトしてプリント
コンピュータのキーボードからリアルタイムでノートを入力できるCaps Lockキーボード
MIDIのステップ入力
MIDIイベントを高度に編集するためのトランスフォームウインドウ
編集
直感的なリージョンベースの編集
整理に役立ち、アレンジを効率化できるパワフルなフォルダ
マウスの左右のボタンや、修飾キーとマウスボタンの組み合わせに割り当てられる包括的な編集ツール
簡単なテイク管理:
自動または手動でテイクにカラーをつける
シングルクリックでテイクを選択
テイクのカット、トリム、移動、並べ替え
テイクフォルダ全体をほかのリージョンとして移動し編集
オーディオのクイックスワイプコンピング:
複数のテイクからパートのコンプを構築
コンプをその場で作成
フレーズ間にカスタマイズ可能なクロスフェードを自動で設定
テイクフォルダを現在のコンプを表すリージョンで置き換える「フラット化」機能
テイクフォルダを新たに作成されたオーディオファイルで置き換える「フラット化して結合」機能
MIDIとオーディオの非破壊のクオンタイズ:
MIDIまたはオーディオリージョンから定義できるグルーブテンプレート
34種類の基本的なクオンタイズの設定
6種類の高度なクオンタイズのパラメータ
サンプリングされたドラムサウンドにより録音したドラムサウンドの質を向上させる、ドラムの置き換えと複製
オーディオリージョンをサンプラー音源のMIDIトラックに変換
メロディーをトランスクリプションしたオーディオからMIDIノートを抽出
既存のオーディオまたはMIDIからテンポマップを作成するグラフィカルなビートマッピング
選択部分をトランジェントにスナップ
定義可能な、相対的または絶対的なスナップグリッド
編集中のリージョンをスペースを作らずにそろえる「シャッフル L」「シャッフル R」モード
リージョン間に自動でクロスフェードを挿入する「自動クロスフェード」モード
内蔵または外部サンプルエディタを使った破壊的なサンプル編集
ミキサー
最大255のオーディオチャンネルストリップ
最大255のソフトウェア音源チャンネルストリップ
最大255のAUXチャンネルストリップ
64のバス
上記のそれぞれをモノラル、ステレオ、サラウンド(1〜8のオーディオチャンネルを使用)に設定
内部またはAudio Unitエフェクトプラグインに使用する15のインサートスロット
チャンネルストリップ、プリフェーダーまたはポストフェーダー、ポストパンごとに8つのセンド
動的にチャンネルストリップを作成して、ミキサーのセットアップと構成をシンプルに素早く実行
チャンネルストリップの操作をシンプルにする様々な表示オプション:
選択したトラックとそのすべてのルーティングとセンド先を表示する「1トラック」
すべてのアレンジトラックを(センド先ありまたはなしで)表示する「アレンジ」
すべての概要を表示する「すべて」
マルチ出力のソフトウェア音源を簡単にセットアップ
チャンネルストリップの設定を使ってプラグインの構成を完全に保存/読み込み
任意のチャンネルストリップのための「ソロセーフ」モードがあるIn-Place-Soloシステム
レイテンシ補正をかけた外部ハードウェア音源とエフェクトのダイレクト挿入パッチ
録音源としてバスを使用
オーディオチャンネルストリップのインライン入力モニタリング
グループ化
オーディオ、ソフトウェア音源、MIDIのチャンネルストリップのグループを最大32個作成
1つのチャンネルストリップを複数のグループに使用可能
グループごとの設定:
編集(選択)、フェーズロックオーディオ
オートメーションモード
音量、パン、ミュート、ソロ
入力モニタリング、録音可能
1〜8のセンドレベル
カラー、垂直方向の拡大/縮小、隠す
一時的にすべてのグループを無効にする、グループクラッチ
個別にオン/オフ、トラックを隠す
コントロールサーフェス対応
EuphonixコントロールサーフェスシステムのEuConプロトコルをサポート
Smart AV: Smart Consoleをサポート
コントロールサーフェスプラグインを経由するサポートの拡張:
Altech Systems / CM Automation: Motor Mix
Apogee Electronics: GiO
Frontier Design Group: TranzPort
JL Cooper: CS-32、FaderMaster 4/100、MCS3
Korg: Kontrol49、microKontrol
M-Audio: iControl
Mackie Designs: Baby HUI、HUI、Logic Control、XT、Mackie Control、C4、Extender
Radikal Technologies: SAC-2K
Roland: SI-24
Tascam: FE-8、FW-1082、FW-1884、US-224、US-2400、US-428
Yamaha: 01V96, 01X、02R96、DM1000、DM2000
Custom Recording Light
OSCコントロールを使用するiOSのコントロールサーフェスアプリケーション
MIDI Learn経由のコントロールハードウェアを包括的にサポート
オートメーション
32ビットの解像度で、サンプル精度を持つトラックベースのオートメーション
コントロールサーフェスまたはマウスを使用したリアルタイムのオートメーション録音
包括的でグラフィカルな編集
オートメーション録音と編集のグループ化
現在表示されているオートメーションのパラメータを簡単にハードウェアでコントロールできるようにする、オートメーションクイックアクセス
トラックごとに複数のオートメーションのパラメータを表示
オートメーションのオフ、リード、タッチ、ラッチ、ライトモード
サラウンド
標準的なサラウンド構成をすべてサポート:
Quadraphonic
LCRS
5.1(ITU)
6.1(ES/EX)
7.1(SDDSまたは3/4.1)
マルチチャンネルのインターリーブとスプリットサラウンドオーディオファイルをサポート
マルチチャンネルインターリーブオーディオファイルの再生、録音、処理
サラウンドレベルメーター
センド、バス、AUX経由でのマルチチャンネル信号ルーティング
サラウンド空間内でモノラルやステレオのストリームを操作する、グラフィカルなサラウンドパンナー
サラウンド入力の全チャンネルのバランスを同時に調整する、グラフィカルなサラウンドバランサー
Logic Pro True Surroundプラグインのサポート
モノラルまたはステレオのLogic ProプラグインやAudio Unitプラグインを自由に使える、内蔵のマルチモノサポート
サラウンドをバウンスしてDVD-A(PCMのみ)ディスクを作成
Down Mixerプラグインを使ってステレオやサラウンドフォーマットに簡単にミックスダウン
ビデオ
QuickTimeビデオの再生
埋め込みまたはフローティングウインドウでビデオを表示
追加のモニタにフルスクリーンビデオを表示するDigital Cinema Desktop
FireWireまたはDVCPRO HD経由の外部ビデオ出力
グローバルトラックのビデオのサムネール
シーン検出オプションでビデオのトランジションを自動でマーク
互換性
GarageBandの曲を直接Logic Proで開く
Core Audioのサポート
Audio Unitプラグインのサポート
Reason、Ableton LiveなどのReWire互換アプリケーションと統合できるReWireサポート
AAF、OMF、Open TL、XML(Final Cut Pro)プロジェクトの読み込み/書き出し
MIDIリージョンをMIDIファイルとして読み込み/書き出し、MIDIおよびオーディオリージョンをApple Loopsとして書き出し
AIFF、WAV(BWF)、CAF、SDII、Apple Lossless、対応するMP3、AAC (非対応のファイルはPCMに変換)の再生
AIFF、CAF、WAV(BWF)の録音
AIFF、WAV(Broadcast Wave)、CAF、SDII、MP3、M4A(Apple Lossless、AAC)にバウンス
バウンスしたオーディオから直接CDまたはDVD-A(PCMオーディオのみ)を作成