iOS 17、iPadOS 17、macOS 14、watchOS 10、visionOS 1 のショートカットの新機能

iOS、iPadOS、macOS、watchOS、visionOS 用のショートカットの新機能をご案内します。

ショートカットのすべての機能に関する詳しい情報や具体的な手順については、以下のユーザガイドを参照してください。

ショートカット ユーザガイド >

iOS および iPadOS 17.4、macOS 14.4、watchOS 10.4、visionOS 1.1 の新機能

このアップデートには、macOS のショートカットアプリの新しいアクションと機能強化が含まれています。

新しいアクション

  • 「向きを取得」で、iOS や iPadOS の現在の向き (縦向き/横向き) を取得できるようになりました。

  • 「Get Activity」(アクティビティを取得) で、iOS、iPadOS、watchOS で今していること (ウォーキング、ランニング、サイクリング、車内) を判断できるようになりました。

  • visionOS で「システム終了」「クリップボードにコピー」「ミュージックを認識」「定義を表示」を利用できるようになりました。

macOS のショートカットアプリ

  • ショートカットを実行する際、キーボードナビゲーションでメニューを操作できるようになりました。

  • リスト表示で、ショートカットをライブラリからサイドバーのフォルダにドラッグできるようになりました。

  • アプリを再び起動すると、開いていたウィンドウが復元されるようになりました。

  • パフォーマンスと信頼性が向上しました。

iOS および iPadOS 17.2、macOS 14.2、watchOS 10.2 の新機能

このアップデートでは、ショートカットライブラリの VoiceOver サポートが強化され、アプリのパフォーマンスが向上しました。

アップデートされたアクション

  • 「メニューから選択」と「リストから選択」をアクションボタンから実行し、反応を待っている間にデバイスがスリープすることがなくなりました。

  • 「画像を結合」が、macOS での出力時に画像を正しく整列するようになりました。

  • iPadOS の「画面を複数のアプリで分割」で、比率が正しく処理されるようになりました。

iOS および iPadOS 17.0、macOS 14.0、watchOS 10.0 の新機能

このアップデートでは、新しいアクションと個人用オートメーションが追加され、既存のアクションが強化され、実行中のショートカットが改善されます。

新しいアクション

  • 「オーディオを発音表記」は、オーディオファイルからテキストを生成します。

  • 「アラームを削除」は、指定したアラームを時計アプリから削除します。

  • 「スリープアラームを編集」は、次のスリープアラームをスキップするか、スキップしたスリープアラームを再び有効にします。

  • 「カメラを開く」は、カメラアプリを「セルフィー」などの特定の撮影モードで開きます。

  • 「コレクションを開く」は、「撮影地」など、写真アプリの特定のセクションに移動します。

  • 「パスワードを表示」は、iOS の「設定」と macOS のシステム設定の「パスワード」に移動します。

  • 「ワークアウトを終了」は、iOS と watchOS で現在のワークアウトセッションを終了します。

  • 「書類をスキャン」は、画像を取り込んで iOS のファイルアプリに保存します。

  • 「現在のタイマーを取得」「タイマーを一時停止」「タイマーを再開」「タイマーをキャンセル」が、iOS でサポートされるようになりました。

  • 「ストップウォッチを開始」「ストップウォッチをラップ」「ストップウォッチを停止」「ストップウォッチをリセット」が、iOS でサポートされるようになりました。

  • 「インターネット共有のパスワードを設定」と「インターネット共有のパスワードを取得」が、iOS でサポートされるようになりました。

  • 「モバイル通信プランを切り替える」「デフォルト回線を設定」「データローミングを設定」「モバイル通信プランを検索」「モバイル通信データの統計をリセット」が、iOS でサポートされるようになりました。

  • 「Start Time Machine Backup」は、macOS の Time Machine でデータのバックアップを開始または停止します。

  • 「ウインドウを移動」「ウインドウのサイズを変更」「ウインドウを検索」「ディスプレイを検索」「アプリを検索」が、macOS でサポートされるようになりました。

アップデートされたアクション

自分で組み立てる以下のカスタムショートカットについて、一部のアクションがアップデートされました。

  • 「タイマーを設定」で、すでにタイマーを実行中でも、新しいタイマーを開始できるようになりました。

  • 「すべてのアラームを取得」の代わりに「アラームを検索」が追加され、すべてのアラームを取得するか、フィルタの条件に一致するアラームのみを取得できます。

  • 「音量を設定」で、メディアまたは着信音のいずれかの音量を調整できるようになりました。

  • ヘルスケアサンプルが、睡眠、気分、食欲の変化など、より多くのデータの種類に対応するようになりました。

  • カレンダーの「予定参加者」に「種類」の属性が追加され、人、グループ、ルームを区別できるようになりました。

  • 「ネットワークの詳細を取得」では、チャンネル番号、ハードウェアの MAC アドレス、レート情報などのオプションが追加されました。

  • 「写真を撮る」で、複数の写真を続けて撮るときの信頼性が向上しました。

新しい個人用オートメーション

  • 「取引」オートメーションは、iOS と watchOS のウォレットで取引が行われたときに実行できます。

  • 「ステージマネージャ」オートメーションは、iPadOS でステージマネージャがオンまたはオフになったときに実行できます。

  • 「ディスプレイ」オートメーションは、iPadOS で外付けディスプレイが接続または切断されたときに実行できます。

更新された個人用オートメーション

  • 「Bluetooth」「Wi-Fi」「到着」「出発」のオートメーションに、「すぐに実行」オプションが追加されました。

iOS および iPadOS 16、macOS 13、watchOS 9 用のショートカットの新機能については、こちらの記事を参照してください。

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