iPhone で eSIM を使ったデュアル SIM に問題がある場合

nano-SIM カードと eSIM、または 2 つの eSIM に対応した iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降のモデルで、デュアル SIM の利用時に起きる可能性がある問題の解決方法をご案内します。

プランを確認する

iPhone の eSIM は、中国本土では提供予定がありません。香港とマカオでは、iPhone SE (第 2 世代)、iPhone SE (第 3 世代)、iPhone XS だけが eSIM を搭載しています。中国本土、香港、マカオにおける 2 枚の nano-SIM カードを利用したデュアル SIM の問題については、こちらの記事で解決方法をご確認ください。

eSIM を設定できない場合

上記の点を確認しても eSIM を設定できない場合は、通信事業者にお問い合わせの上、ご相談ください。

1 つまたは両方のモバイル通信プランが表示されない場合

「設定」>「モバイル通信」または「設定」>「モバイルデータ通信」で、プランを両方とも確認できるはずです。表示されない場合は、以下の手順で対処してください。

eSIM プランが表示されない場合

  1. こちらの記事の手順にそって、eSIM にモバイル通信プランを設定します。

  2. コントロールセンターを開いて、ステータスバーに両方の通信事業者が表示されていることを確認します。

iPhone コントロールセンターには、LTEでは通信事業者 1、Wi-Fi では通信事業者 2 のデュアル SIM が表示されます。

nano-SIM カードのプランが表示されない場合

nano-SIM カードが SIM トレイに正しく装着されているか確認してください。

  1. SIM トレイを取り外し、SIM カードに損傷や腐食の兆候がないか調べます。

  2. SIM カードを SIM トレイから取り外し、もう一度装着し直します。

  3. SIM トレイをしっかりと閉じ、開いていないことを確かめます。

  4. コントロールセンターを開いて、ステータスバーに両方の通信事業者が表示されていることを確認します。

nano-SIM カードが機能しない場合、カードがぴったりと収まらない場合や曲がっている場合、iPhone に「カードが LTE に対応していない」というメッセージが表示される場合は、通信事業者に問い合わせて新しい nano-SIM カードを入手してください。

通話中に、もう片方の回線が「圏外」になっている場合

iPhone で一度に利用できるモバイルデータ通信ネットワークは 1 つだけです。片方の回線で電話をかけている場合、もう片方の回線には「圏外」と表示されます。もう一方の電話番号の通信事業者が Wi-Fi 通話に対応していて、Wi-Fi 通話が有効になっている場合は、もう一方の番号にかかってきた電話に出ることができます。デフォルトのデータ回線ではない回線で通話中は、「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにする必要があります。

問題が解決しない場合

以前として iPhone のデュアル SIM 機能を設定または使用できない場合は、通信事業者にお問い合わせください。