ファミリー共有グループで位置情報を共有する
ファミリー共有では、「探す」、メッセージ、マップでファミリー共有グループを使って位置情報を共有できます。家族がデバイスをなくした場合、探すのを手伝ってあげることもできます。
仕組み
ファミリー共有の管理者がファミリーグループ全体の位置情報の共有を設定します。位置情報の共有がオンになると、管理者の位置情報が自動的に全員と共有され、後でグループに追加された新しいファミリーメンバーにも共有されます。その後、各ファミリーメンバーは、自分の位置情報をファミリーグループのほかのメンバーと共有するかどうかを選択できます。位置情報の共有に同意した場合、ほかのファミリーメンバーがあなたの位置情報を「探す」アプリやメッセージアプリで確認できるようになります。watchOS 6以降では、「人を探す」アプリでも位置情報を確認できます。
位置情報の共有が有効になっていれば、デバイスを紛失したり盗まれたりした場合でも、家族に「探す」アプリを使って見つけ出してもらえます。
位置情報を家族と共有する
設定または「探す」アプリで位置情報を共有できます。また、位置情報の共有はいつでもやめられます。
ファミリー共有グループを設定済みの場合
iPhoneまたはiPadで、設定アプリを開きます。Macでは、Appleメニュー>「システム設定」の順に選択します。
「ファミリー」をタップまたはクリックし、「位置情報の共有」をタップまたはクリックします。
「自分の位置情報を共有」で、位置情報を共有する特定のファミリーメンバーを選択します。
「自動的に位置情報を共有」をオンにすると、後から参加した新しいファミリーメンバーと位置情報を自動的に共有することもできます。
ファミリー共有をまだ設定していない場合
iPhone、iPad、またはMacで「探す」アプリを開きます。
「人を探す」タブをタップまたはクリックします。
家族の名前を選択してから、もう一度選択してメニューを表示します。
「自分の位置情報を共有」をタップまたはクリックします。
家族の位置情報について通知を受け取る
友人や家族が特定の場所に着いたときや特定の場所を出発したとき、または指定した時間に所定の場所にいないときに知らせてもらいたい場合は、定期的な通知を設定できます。
位置情報の共有元のデバイスを選択する
自分の位置情報を別のデバイスから共有することができます。たとえば、iPadの位置情報を共有している場合、自分のiPhoneの位置情報を代わりに共有するように切り替えられます。
位置情報の共有元にしたいiPhoneやiPadで、設定アプリを開きます。
自分の名前をタップし、「探す」をタップします。
「この[デバイス]を自分の位置情報に使用」をタップします。
なくしたデバイスを探してもらう
デバイスで「探す」を有効にしていて、ファミリー共有グループで位置情報を共有していた場合、そのデバイスをなくしてしまっても、家族に探すのを手伝ってもらえます。家族に次のようにお願いしましょう。
なくしたデバイスの位置とステータス(オンラインかオフラインか)を確認してもらう。
なくしたデバイスが見つかるように、本体で音を鳴らしてもらう。
デバイスにパスコードを設定してある場合は、デバイスを紛失モードにしてもらう。
デバイスをリモートから消去してもらう。
紛失したApple製デバイスやAirTagを「探す」アプリで探す方法
そもそも位置情報を共有していない場合、なくしたデバイスの位置情報を家族に調べてもらうことはできません。それでも、なくしたデバイスのステータスがオンラインかオフラインかを調べてもらう、デバイスで音を鳴らしてもらう、デバイスを紛失モードにしてもらう、リモートから消去してもらうことはできます。
メッセージやマップで位置情報を共有する
iOS 17またはiPadOS 17以降では、メッセージアプリやマップアプリで到着予定時刻や位置情報を共有できます。「到着確認」を使って、友人や家族に到着したことを知らせてください。または、「現在地」を使って、旅行中にターンバイターン経路に従います。