Apple Watchのコンパスアプリの精度とパフォーマンスについて
Apple Watchのコンパスアプリのウェイポイント、高度の通知、コンパスセンサーの精度とパフォーマンスについてご説明します。
モバイル通信と緊急電話のウェイポイント
モバイル通信のウェイポイントは、利用可能な場合、Apple WatchまたはiPhoneが通信事業者のモバイルデータ通信ネットワークに接続した最後の位置、または最も近いおおよその位置をマークします。緊急電話のウェイポイントは、利用可能な場合、通信事業者のサービスを利用して緊急電話を発信できることをApple WatchまたはiPhoneが検知した最後の位置、または最も近いおおよその位置をマークします。
周囲の状況、環境条件、その他の要因によって、電話の接続状況やウェイポイントの利用可否が左右される場合があります。Apple Watchがペアリング先のiPhoneに接続されていない場合は、電話の接続状況やウェイポイントの利用可否が影響を受ける可能性があります。こうした条件次第では、これらのウェイポイント付近で再接続ができない可能性があります。
モバイル通信のウェイポイント機能を使うには、以下のものが必要です。
モバイル通信プランに加入している、iOS 17以降を搭載したiPhone
watchOS 10以降を搭載した、Apple Watch Series 6以降、Apple Watch SE以降、またはApple Watch Ultra以降
緊急電話のウェイポイントは、米国、カナダ、オーストラリアでのみ利用できます。
高度の通知
コンパスアプリの高度の通知は、地上での使用を想定しています。健康や医療目的での使用は想定していません。
磁石とコンパスセンサーの精度
磁石があると、コンパスのセンサーの精度に影響する場合があります。Apple製のレザーリンク、レザーループ、ミラネーゼループ、従来のスポーツループのApple Watchバンドは磁石または磁気を帯びた素材を使っているため、Apple Watchのコンパスに干渉する可能性があります。2019年9月以降に発売されたスポーツループバンド、全バージョンのスポーツバンドはコンパスに影響しません。
Apple Watchは全モデルが磁石を内蔵していて、この磁石が外部のコンパスの精度に影響する場合があります。ダイビング、ハイキング、ナビゲーションなどのアクティビティ中に別のコンパスを使う場合、そのコンパスの値を読むときはApple Watchから遠ざけておいてください。
関連情報
Apple Watchのコンパスアプリについて詳しくは、こちらを参照してください。