写真とビデオが占有するストレージを管理する
iPhoneやiPadのストレージが写真やビデオでどのように消費されるかや、iCloud写真を使ってデバイスの容量を節約する方法をご案内します。
iPhoneやiPadで使い、楽しむ写真、音楽、アプリなどのコンテンツはデバイス本体のストレージ容量を占有します。本体のストレージ容量と、お持ちのコンテンツの量によっては、デバイスの容量はすぐにいっぱいになってしまいます。ストレージがいっぱいだというメッセージが表示される場合は、iCloud写真を使ったりデバイスのコンテンツを削除したりして、容量を解放できます。
ストレージの容量を確認する
デバイス本体とiCloudのストレージの空き容量や、一番容量を占有しているアプリがどれかは調べることができます。
デバイス本体のストレージ
「設定」を開きます。
「一般」をタップします。
「[デバイス]ストレージ」をタップします。
ストレージを効率利用するためのおすすめが表示される場合があります。その後に続いて、インストールされているアプリと、各アプリが消費しているストレージの容量をまとめたリストが表示されます。
iCloudストレージ
「設定」を開きます。
自分の名前をタップします。
「iCloud」をタップします。

iCloud上の空き容量と、ストレージプランのアップグレードが必要かどうかを確認できます。「アカウントのストレージを管理」をタップして、アプリごとのストレージ消費の内訳を確認できます。
写真とビデオをiCloudに保管する
デフォルトでは、写真とビデオはデバイス上にオリジナルの高解像度のまま保管されます。つまり、iPhoneやiPad上の容量を大量に消費します。iCloud写真を使えば、デバイスの容量はほかに使えるように空けておける上に、どこからでもフル解像度のコレクション全体を見ることができます。
iCloud写真を使うには、以下の手順を実行してください。
「設定」>「[ユーザ名]」>「iCloud」>「写真」の順にタップします。
「このiPhoneを同期」をタップします。iOS 15以前では、「iCloud写真」をタップしてオンにします。
「iPhoneのストレージを最適化」を選択し、デバイスの容量を節約します。
「ストレージを最適化」がオンになっている場合、iCloudにはフル解像度の写真とビデオが保存され、必要に応じて、デバイスには容量をさほど占有しない小さめのコピーが保存されます。iCloudのストレージが十分にあれば、好きなだけ何枚でも写真やビデオを保存できます。
ストレージを増やす必要がある場合
iCloudにサインアップすると、自動的に5 GBの無料ストレージが使えるようになります。iCloudストレージの容量が足りなくなったら、iCloud+にアップグレードできます。
デバイスの容量が足りなくなってきた場合は、iCloudに保管しておかなくてもよい写真やビデオをコンピュータに転送して対処できます。
iOS 17またはiPadOS 17以降の「あなたへのおすすめ」では、不要になったため削除できる写真、大きなファイル、バックアップがないかを確認できます。
また、重複する写真やビデオを結合して、デバイスの空き容量を増やすこともできます。