新しい iPhone や iPad の購入時に iCloud ストレージを一時利用する
新しい iPhone や iPad を購入した場合は、今まで使っていたデバイスから新しいデバイスにデータを転送するため、iCloud ストレージを一時利用できます。このサービスの利用条件と、一時的なバックアップを作成する方法をご案内します。
iCloud ストレージを一時利用するために必要な条件
新しい iPhone や iPad を購入し、それまで使っていたデバイスを iCloud にバックアップするための iCloud ストレージの容量が足りない場合は、一時的な iCloud ストレージを利用できます。
これまで使っていた iPhone や iPad を、最新バージョンの iOS または iPadOS にアップデートしてください。
iCloud で使っている Apple Account のメールアドレスまたは電話番号とパスワードを、お手元にご用意ください。Apple Account がわからない場合は、こちらの記事を参照してください。
これまで使っていた iPhone や iPad の一時的なバックアップを作成する方法
「設定」アプリを開いて、「一般」をタップします。
下にスクロールして、「転送または [デバイス名] をリセット」をタップします。
「新しい [デバイス名] の準備」の下の「開始」をタップします。
「iCloud バックアップがオフになっています」と表示される場合は、「バックアップをオンにして転送」をタップします。
iCloud ストレージが容量不足の場合は、無料で追加の iCloud ストレージを利用できるというメッセージが表示されます。「続ける」をタップします。
このメッセージが表示されない場合は、iCloud ストレージに十分な空き容量があるため、iPhone や iPad を iCloud にバックアップできます。
バックアップが終わるまで待ちます。
一時的なバックアップを復元するまでの利用期限
一時的なバックアップは、21 日以内に新しい iPhone や iPad に復元してください。この期間を過ぎると、一時的な iCloud ストレージの有効期限が切れ、バックアップは完全に削除されます。一時的なバックアップを新しいデバイスに復元するまでは、これまで使っていた iPhone や iPad を消去しないでください。
新しい iPhone または iPad が 21 日以内に手元に届かない場合は、一時的なバックアップを復元するための期間がさらに 21 日間延長され、その後バックアップは削除されます。これまで使っていた iPhone または iPad で「設定」を開いて、「バックアップの期限を延長」をタップしてください。
一時的なバックアップが削除される前にさらに復元期間の延長を申請するには、Apple サポートにお問い合わせください。
一時的なバックアップを新しい iPhone または iPad に復元する方法
新しい iPhone または iPad の電源を入れて、画面に表示される案内にそって設定を始めます。
「アプリとデータ」画面で「iCloud バックアップから復元」をタップします。
iCloud に Apple Account でサインインします。
直近の iCloud バックアップを選択します。
復元が終わるまで待ちます。
バックアップ復元後の一時的な iCloud ストレージの扱い
一時的なバックアップを新しい iPhone や iPad に復元した後、一時的なバックアップは 7 日間保管され、その後完全に削除されます。
引き続き iCloud を使ってデバイスをバックアップしたい場合は、iCloud+ へのアップグレードをご検討ください。