事故に遭ったときにiPhoneやApple Watchの衝突事故検出で助けを呼ぶ

iPhoneやApple Watchは、車が激しく衝突したことを検知すると、緊急通報サービスにつながるよう手助けします。

衝突事故検出に対応しているiPhoneやApple Watchのモデル

以下のモデルのiPhoneおよびApple Watchは、衝突事故検出に対応しています。

衝突事故検出を使うには、Apple Watchまたは近くにあるiPhoneを介した衛星通信接続(Apple Watch Ultra 3の場合)、モバイルデータ通信接続、またはインターネット接続を利用したWi-Fi通話が必要です。モバイル通信サービスが利用できる場合は、多くの地域で、Apple WatchのCellularモデルを使って緊急電話をかけることができます。Apple Watchがアクティベートされていない場合、特定のモバイルデータ通信ネットワークに対応していない/機能するように設定されていない場合、モバイル通信サービス向けに設定されていない場合、またはモバイルデータ通信ネットワークがIMS経由での緊急通話に対応していない場合、モバイルデータ通信ネットワークによっては、Apple Watchからの緊急電話が受け付けられない場合があります。Apple Watch GPS + Cellularモデルについて、詳しくはこちらを参照してください。

衛星機能は、国または地域によってはご利用いただけない場合があります。衛星機能とその提供状況について、詳しくはこちらを参照してください。

iPhoneやApple Watchの衝突事故検出の仕組み

衝突事故検出は、セダン、ミニバン、SUV、ピックアップトラック、その他の乗用車が絡む激しい衝突事故(正面衝突、側面衝突、追突、横転など)を検知するよう設計された機能です。

iPhoneやApple Watchは車の激しい衝突を検知できます

車の激しい衝突が検知されると、iPhoneやApple Watchは10秒間警告音を発し、画面には警告が表示されます。1

衝突事故を検知して電話をかける仕組みが車両に組み込まれている場合、そのプロセスは変更なく行われます。iPhoneから緊急電話をかけている最中の場合、衝突事故検出が作動しても、その緊急電話はキャンセルされません。iPhoneやApple Watchで緊急電話以外の通話中だった場合、その通話はキャンセルされます。

緊急時に備えてデバイスを設定する

対応モデルのiPhoneやApple Watchでは、衝突事故検出がデフォルトで有効になります。また、以下の手順にそって、緊急連絡先や救急隊員に必要な情報をデバイスから共有できるようになっているか確認しておくことも備えになります。

車の衝突事故が起きた後でiPhoneやApple Watchで緊急電話をかける

iPhoneやApple Watchは、車の衝突事故が起きた後、万一持ち主に反応がない場合でも緊急通報サービスにつないでくれます。3,4

iPhone 14以降(すべてのモデル)をお使いの場合は、モバイル通信やWi-Fiの電波が届かない場所にいても、衛星経由の緊急SOSシステムを利用して、緊急通報サービスに衝突事故検出の通知を送信できる可能性があります(衛星経由の緊急SOSの対応地域である場合)。衛星経由の緊急SOSについて、詳しくはこちらをご覧ください。

反応できる場合

反応できない場合

反応できない場合は、iPhoneが自動で緊急通報サービスにつないで、録音メッセージを再生します

衝突事故検出をオフに切り替える

激しい車の衝突事故が起きても、警告の表示や緊急通報サービスへの自動通話をしないように設定しておけます。これらの警告や通話を1台のデバイスでオフに切り替えると、そのデバイスとペアリングされているほかのデバイスでも自動的にオフになります。

iPhoneの場合

  1. 設定アプリを開きます。

  2. 「緊急SOS」をタップします。

  3. 「激しい衝突事故発生後に電話」をオフにします。

Apple Watchの場合

  1. iPhoneで、Apple Watchアプリを開きます。

  2. 「マイウォッチ」タブで「緊急SOS」をタップします。

  3. 「激しい衝突事故発生後に電話」をオフにします。

衝突事故検出とプライバシー

車の激しい衝突事故を検知するために、デバイスのセンサーデータが利用されます。衝突事故の検出に使われるセンサーデータはすべてデバイス上で処理され、事故の検出後は破棄されます。ただし、衝突事故検出の機能向上を狙いとしたデータ共有に同意いただいた場合は、この限りではありません。たとえば、iPhoneのマイクを使って、衝突事故の特徴である大きな音量が検知されます。衝突事故検出の機能向上のためのデータ共有に同意いただいた場合は、その騒音レベルがAppleと共有されます。衝突事故検出の目的で、またはその機能向上の目的で、生の音声が収集されることは決してありません。

iPhoneやApple Watchが激しい車の衝突を検知し、緊急通報サービスに電話した場合、デバイスの位置情報を緯度と経度の座標で知らせます。このときの通話では、位置情報サービスが有効になっているかどうかに関係なく、位置情報が共有されます。5

  1. 衝突事故検出で、すべての車両衝突が検知されるとは限りません。

  2. メッセージアプリがテキストメッセージアプリとして選択されていない場合、または削除されている場合は、緊急SOSを使用しても緊急連絡先には自動的に通知されません。

  3. 着用者が応答できない状態で、その国や地域で緊急通報サービスの電話番号が複数設けられている場合は、そのうちの1つの番号に自動で電話がかかります。

  4. 一部の地域では、緊急通話がつながった際に、現地の救急システムが「...の場合は1を押してください」のように手入力を求めてくる場合があります。このような状況はまれではありますが、この場合、メニューオプションを自動選択して緊急通報サービスを受けることはできません。ただし、緊急連絡先への通知は届きます。

  5. 緊急通報サービスと共有される位置情報は、国や地域によって異なります。この機能は、場所によっては利用できない場合があります。