Apple TV 2.2 のセキュリティコンテンツについて
この記事では、Apple TV 2.2 のセキュリティコンテンツについて説明します。
Apple では、ユーザ保護の観点から、完全な調査が終了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまではセキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。Apple 製品のセキュリティについては、こちらを参照してください。
Apple Product Security PGP キーについては、こちらの記事を参照してください。
CVE ID を使って脆弱性を調べることもできます。
その他のセキュリティアップデートについては、こちらの記事を参照してください。
Apple TV 2.2
Apple TV
CVE-ID:CVE-2007-4674
対象:Apple TV 1.0 および 2.1
影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを表示すると、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:特定のムービーファイルアトムの処理で整数演算の問題が発生し、スタックバッファオーバーフローにつながる可能性があります。悪意を持って作成されたムービーファイルを開くと、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードが実行される可能性があります。このアップデートでは、ムービーファイルのアトム長フィールドの処理を改善することで問題が解消されています。この問題の報告は、TippingPoint DVLabs の Cody Pierce 氏の功績によるものです。
Apple TV
CVE-ID:CVE-2008-3626
対象:Apple TV 1.0 および 2.1
影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを表示すると、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:ムービーファイル内の STSZ アトムの処理時にメモリ破損が引き起こされる可能性があります。悪意を持って作成されたムービーファイルを表示すると、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性があります。このアップデートでは、STSZ アトムの配列境界チェック機能を改善することで解決されました。この問題の報告は、TippingPoint の Zero Day Initiative に協力する匿名の研究者の功績によるものです。
Apple TV
CVE-ID:CVE-2008-3629
対象:Apple TV 1.0 および 2.1
影響:悪意を持って作成された PICT 画像ファイルを開くと、アプリケーションが予期せず終了することがある。
説明:PICT 画像ファイルの処理に領域外読み込みの脆弱性があります。悪意を持って作成された PICT 画像ファイルを開くと、アプリケーションが予期せず終了することがあります。このアップデートでは、PICT 画像の検証を強化することで問題が解消されています。この問題の報告は、n.runs AG の Sergio 'shadown' Alvarez 氏の功績によるものです。
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