iMacの通信に関する問題のトラブルシューティング
BluetoothまたはWi-Fiに関する問題のトラブルシューティング
BluetoothまたはWi-Fiに関する問題のトラブルシューティング
問題を特定する
以下のいずれかの問題を確認した場合は、この記事を参照してください。
Bluetoothをオンにできない
コンピュータとBluetooth対応デバイスをペアリングできない
ペアリングされているBluetooth対応デバイスとの通信が断続的に途切れる
Bluetoothでのデータ転送速度が遅い、またはタイムアウトする
Wi-Fiサービスが利用できない
Wi-Fiをオンにできない
コンピュータをWi-Fiネットワークに接続できない
Wi-Fi通信が断続的に途切れる
Wi-Fiの信号強度が弱い
ワイヤレス通信の干渉によるWi-FiやBluetoothの問題を解決する
サポート記事の手順に従っても問題が解決しなかった場合は、次のセクションに進んでください。
簡単なトラブルシューティング手順を試す
Macを再起動します。
Macの日付と時刻が正しく設定されていることを確認します。
別のWi-Fiネットワークからインターネットに接続できる場合や、有線Ethernet接続を使用している場合は、そのネットワークに接続します。その後、MacのmacOSをアップデートします。
「トラブルシューティングを行う際のクイックチェック」を参照して、手順とサポートリソースを確認します。
手動テストと診断テストを実行する
サポート記事の手順に従ったり、考えられる原因をチェックしたりしても問題が解決しない場合は、以下の診断テストと手動テストを実行して、問題の原因の切り分けを試みます。
Macリソースインスペクタ(MRI)診断プログラムを実行します。
macOS復旧モードの状態でMacをWi-Fiネットワークに接続してみます。
コンピュータを開いて検査する
サポート記事の手順や診断テストを実行しても問題の解決や切り分けができなかった場合は、コンピュータの修理マニュアルを参照しながら、コンピュータを開いて調べます。部品の損傷や位置のずれが原因で、いずれかの問題が発生している可能性があります。
注:このセクションでは、部品とツールの注文が必要です。部品を交換してもコンピュータの問題が解決しない可能性があります。その他の修理サービスオプションは、support.apple.com/ja-jp/repairで確認できます。
部品を交換する
ここまでの手順を実行しても問題の解決や切り分けができなかった場合は、以下の部品を図に示す順番で1つずつ交換します。最初の部品を交換したら、トラブルシューティング手順を再度行い、部品交換によって問題が解決するかどうか確認します。問題が解決しない場合は、次の部品を交換します。
問題のあるアンテナを交換します。これは、どのアンテナまたはケーブルに問題があるかに応じて、別の部品である場合もあれば、筐体の一部である場合もあります。
ロジックボードを交換します。
注:このセクションでは、部品とツールの注文が必要です。部品を交換してもコンピュータの問題が解決しない可能性があります。その他の修理サービスオプションは、support.apple.com/ja-jp/repairで確認できます。
Ethernetに関する問題のトラブルシューティング
問題を特定する
Ethernetがネットワークサービスとして表示されない。
Ethernetサービスを有効にすることができない。
Ethernetサービスの接続が表示されない。
EthernetがIPアドレスを取得できない。
Ethernetネットワークのパフォーマンスが遅い。
簡単なトラブルシューティング手順を試す
以下のサポート記事で推奨されているすべての関連手順に従います。
Wi-Fiネットワークからインターネットに接続できる場合は、そのネットワークに接続し、MacのmacOSをアップデートします。
iMacが有線Ethernet接続に対応していることを確認します。一部のモデルはWi-Fiのみに対応しています。詳細は、Macの技術仕様を参照してください。
有線Ethernet接続に適切なiMac電源アダプタ(Ethernet付きiMac外部電源アダプタ)を使用していることを確認します。
注:iMac(24-inch, M1, 2021)、iMac(24-inch, 2023)、iMac(24-inch, 2024)では、電源および有線Ethernet接続機能を内蔵した電源アダプタが使われています。一部の電源アダプタにはRJ-45 Ethernetポートが搭載されていますが、搭載されていない電源アダプタもあります。
重要:Ethernetが内蔵されていないiMac外部電源アダプタが付属しているiMac(24-inch, 2024)の一部構成では、Ethernet付きiMac外部電源アダプタを使用できないため、Wi-Fi接続のみがサポートされます。これらのモデルのロジックボードには、有線Ethernet接続機能に必要なEthernetコントローラICが搭載されていません。
電源アダプタのEthernetポートに何も差し込まれていないことを確認します。ポートが損傷していたり異物が詰まったりしていないか目視で確認します。
Ethernetポートに異物が見つかった場合は、金属製ではない毛先の柔らかい小さなブラシを使って、丁寧に掃除します。ブラシは清潔で、乾燥しているものを使います。埃や異物をブラシで丁寧に取り除きます。コネクタに収まる範囲のブラシを入れます。ブラシを回して緩め、埃や異物をかき出します。コネクタから払い落とした埃や異物がコネクタに入らないよう注意してください。マイクロファイバー製のクロスで、払い落とした埃や異物を拭き取ります。
注意:まず、コンピュータからすべてのケーブルを取り外して電源を切ります。表面が傷むおそれがあるため、スプレー式の液体クリーナー、溶剤、研磨剤、過酸化水素を含む洗剤は使わないでください。重要:異物や障害物を取り除くために金属製のものを使わないでください。コネクタがショートして損傷を引き起こす可能性があります。開口部に水分や湿気が入らないよう注意し、コンピュータまたは電源アダプタに直接液体を吹き付けないでください。エアダスターは使わないでください。
電源アダプタをコンピュータに接続し、Ethernetケーブルを使ってEthernetネットワークに接続します。EthernetケーブルのRJ-45コネクタが損傷していないこと、また電源アダプタのEthernetポートにしっかりと接続されていることを確認します。
電源アダプタのDCコネクタをチェックして、DCコネクタピンに損傷、異物、腐食がないかを確認します。腐食が見つかった場合は、柔らかい布で拭き取ると問題が解決する場合があります。
注:損傷したコネクタには拭き取ることができない腐食があります。
コンピューターのDCインレットコネクタと筐体の開口部に損傷の形跡や異物がないか調べます。
重要:異物や障害物を取り除く際は、金属製の器具を使用しないでください。
注:コネクタ内部のプラスチック製のガイドに損傷や破損がないか確認します。
DCコネクタを使って電源アダプタをコンピュータに接続します。コネクタを差し込む際、差し込み口の向きに合うよう、磁石でコネクタが少し回転して固定されることがあります。コンピュータからコネクタを取り外す際は、必ずコネクタをまっすぐ引き抜いてください。コネクタを回したりねじったりして取り外さないでください。
別のiMac外部電源アダプタを使用して、コンピューターで使用されているアダプタが機能しているか確認します。
「トラブルシューティングを行う際のクイックチェック」を参照して、手順とサポートリソースを確認します。
手動テストと診断テストを実行する
サポート記事の手順に従ったり、考えられる原因をチェックしたりしても問題が解決しない場合は、以下の診断テストと手動テストを実行して、問題の原因の切り分けを試みます。
Macリソースインスペクタ(MRI)診断プログラムを実行します。
部品を交換する
前の手順に従っても問題が解決せず、原因の切り分けもできない場合は、Ethernet付きiMac外部電源アダプタを交換してください。
注:このセクションでは、部品とツールの注文が必要です。部品を交換してもコンピュータの問題が解決しない可能性があります。その他の修理サービスオプションは、support.apple.com/ja-jp/repairで確認できます。