Xcode 7.2 のセキュリティコンテンツについて

Xcode 7.2 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple では、ユーザ保護の観点から、完全な調査が終了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまではセキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。Apple 製品のセキュリティについては、「Apple 製品のセキュリティ」Web サイトを参照してください。

Apple Product Security PGP キーについては、こちらの記事を参照してください。

CVE ID を使って脆弱性を調べることもできます。

その他のセキュリティアップデートについては、こちらの記事を参照してください。

Xcode 7.2

  • Git

    対象となるバージョン:OS X Yosemite v10.10.5 以降

    影響:Git に複数の脆弱性が存在する。

    説明:2.5.4 より前のバージョンの Git に、複数の脆弱性が存在します。この問題は、Git を 2.5.4 にアップデートすることで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2015-7082

  • IDE SCM

    対象となるバージョン:OS X Yosemite v10.10.5 以降

    影響:意図的に管理されていないファイルがリポジトリにアップロードされる場合がある。

    説明:Xcode で .gitignore ディレクティブが回避されていました。この問題は、.gitignore ファイルが考慮されるようにサポートを追加することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2015-7056:Stephen Lardieri 氏

  • otools

    対象となるバージョン:OS X Yosemite v10.10.5 以降

    影響:ローカルの攻撃者により、アプリケーションを突然終了されたり、任意のコードを実行されたりする可能性がある。

    説明:mach-o ファイルの処理に、メモリ破損の脆弱性が複数存在します。この問題はメモリ処理を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2015-7049:Qihoo 360 Nirvan Team の Proteas 氏

    CVE-2015-7057:Qihoo 360 Nirvan Team の Proteas 氏

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