OS X Server v5.0.3 のセキュリティコンテンツについて

OS X Server v5.0.3 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple では、ユーザ保護の観点から、完全な調査が終了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまではセキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。Apple 製品のセキュリティについては、「Apple 製品のセキュリティ」Web サイトを参照してください。

Apple Product Security PGP キーについては、こちらの記事を参照してください。

CVE ID を使って脆弱性を調べることもできます。

その他の Apple セキュリティアップデートについては、こちらの記事を参照してください。

OS X Server v5.0.3

  • Apache

    対象となるバージョン:OS X Yosemite v10.10.5 以降

    影響:Apache に複数の脆弱性があり、これらの脆弱性に起因するもっとも重大な問題として、リモートの攻撃者からサービス拒否攻撃を仕掛けられる可能性がある。

    説明:2.4.16 より前のバージョンの Apache に、複数の脆弱性が存在します。この問題は Apache を 2.4.16 にアップデートすることで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2013-5704

    CVE-2014-3581

    CVE-2014-3583

    CVE-2014-8109

    CVE-2015-0228

    CVE-2015-0253

    CVE-2015-3183

    CVE-2015-3185

  • BIND

    対象となるバージョン:OS X Yosemite v10.10.5 以降

    影響:BIND に複数の脆弱性があり、これらの脆弱性に起因するもっとも重大な問題として、リモートの攻撃者からサービス拒否攻撃を仕掛けられる可能性がある。

    説明:9.9.7 より前のバージョンの BIND に、複数の脆弱性が存在します。この問題は BIND を 9.9.7 にアップデートすることで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-8500

    CVE-2015-1349

  • PostgreSQL

    対象となるバージョン:OS X Yosemite v10.10.5 以降

    説明:PostgreSQL には複数の脆弱性があり、これらの脆弱性に起因するもっとも重大な問題として、任意のコードが実行される可能性がある。

    説明:9.3.9 より前のバージョンの PostgreSQL に、複数の脆弱性が存在します。この問題は PostgreSQL を 9.3.9 にアップデートすることで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-0067

    CVE-2014-8161

    CVE-2015-0241

    CVE-2015-0242

    CVE-2015-0243

    CVE-2015-0244

    CVE-2015-3165

    CVE-2015-3166

    CVE-2015-3167

  • Wiki サーバ

    対象となるバージョン:OS X Yosemite v10.10.5 以降

    影響:Wiki サーバの XML セキュリティに複数の脆弱性がある。

    説明:Wiki サーバに、Twisted に基づく XML の脆弱性が複数存在します。この問題は、Twisted を削除することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2015-5911:WhiteHat Security Threat Research Center の Zachary Jones 氏

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