macOS のコンテンツキャッシュが対応しているコンテンツタイプ
コンテンツキャッシュのおかげで、Apple 製のソフトウェアや iCloud のダウンロードの高速化が叶います。その仕組みについて説明します。
コンテンツキャッシュは、インターネットで配布される Apple 製ソフトウェアのダウンロード所要時間を短縮してくれます。ソフトウェアのローカルコピーが Mac に保管されるので、接続する側のクライアントにとって、ダウンロードが速く済むようになります。
キャッシュサービスが対応しているコンテンツの種類
macOS は、以下のソフトウェアのキャッシュに標準対応しています。
macOS
macOS のアップデートおよびインターネット復旧のイメージ*
システムのファームウェアと復旧のアップデート
App Store または
softwareupdate --fetch-full installer からダウンロードした macOS インストーラ
App Store から入手したアプリやアプリのアップデート
GarageBand のダウンロード可能なコンテンツ
iCloud データのキャッシュ (写真と書類)
Apple Books のコンテンツ
Xcode のダウンロード可能なコンポーネント (シミュレータなど、Xcode 10.2 以降)
Rosetta
空撮スクリーンセーバと壁紙
iOS、iPadOS、tvOS、visionOS
OS のアップデート (OTA)
Apple TV の空撮スクリーンセーバ
アプリおよびアプリのアップデート
オンデマンドリソースのサポート
iCloud データのキャッシュ (写真と書類)
Apple Books のコンテンツ
特定のモバイルアセット (Siri の高音質音声、言語辞書など)
スクールワークのコンテンツ (添付ファイル、課題に追加されたマルチメディアファイルなど)
watchOS
watchOS アプリおよびアプリのアップデート
iCloud データのキャッシュ
国や地域における制限
すべての地域ですべてのコンテンツがキャッシュされるとは限りません。
ブラジル、メキシコ、中国本土、またはポルトガルでは、アプリのダウンロードファイルはキャッシュされません。Apple Books ダウンロードファイルは、カナダではキャッシュされません。
macOS のコンテンツのキャッシュが有効になっている場合、Mac コンピュータの IP アドレスと地域は、Apple に登録されています。App Store のコンテンツをキャッシュするには、macOS のコンテンツキャッシュの登録された地域が、お客様の Apple Account の地域と一致する必要があります。
関連情報
コンテンツキャッシュについて詳しくは、こちらを参照してください。
* インターネットを使って macOS 復旧で起動した後、クライアントはキャッシュされたイメージを使って macOS をインストールし、その他のアクションを復旧システムで実行できます。
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