Intel搭載Macノートパソコンのバッテリーの状態管理について
Intelプロセッサを搭載したMacノートブックコンピュータは、コンピュータのバッテリーの耐用年数(寿命)を延ばすことを狙いとした「バッテリーの状態管理」という機能を利用します。
この記事は、Intelプロセッサを搭載したMacノートパソコンにのみ適用されます。
Macのリチウムイオンバッテリーについて
Mac ノートブックのバッテリーには、リチウムイオン技術を採用しています。リチウムイオンバッテリーは充電が速く、長持ちします。Macの電源として現在最も適切なテクノロジーです。
充電式バッテリーはすべて消耗部品であり、使用に伴って性能が低下します。バッテリーの劣化は、経過時間だけで決まるものではありません。バッテリーの耐用年数は、その化学的経年劣化に左右されますが、温度の履歴や充電パターンなどが劣化の要因です。ノートブックのバッテリーの化学的経年劣化が進むと、充電容量は減っていきます。
バッテリー状態管理の機能を制御する方法
バッテリーの状態管理は、macOS Catalina 10.15.5以降を搭載した新しいMacノートパソコンのご購入時に、またはThunderbolt 3ポートを搭載したMacノートパソコンでmacOS 10.15.5以降にアップグレードした後に、デフォルトで有効になります。
容量の上限が適用されると、バッテリーの状態管理によってMacが1回のバッテリー充電で稼働する時間が短くなることがあります。再充電までのバッテリー駆動時間をできるだけ長くすることを優先したい場合は、「システム設定」(または「システム環境設定」) で「バッテリーの寿命を管理」をオフにすることができます。macOS Ventura 14以降での手順は、以下の通りです。
Appleメニュー から「システム設定」を選択します。
サイドバーで「バッテリー」をクリックし、右側で「バッテリーの状態」をクリックします。
「バッテリーの寿命を管理」の選択を解除します。

「オフにする」をクリックし、「OK」をクリックして確定します。

この機能をオフにすると、バッテリーの寿命が短くなる可能性があります。
バッテリーの状態管理の仕組み
バッテリーの状態管理は、化学的経年劣化の進行を遅らせることで、バッテリーの耐用年数を延ばすように設計されています。この機能は、バッテリーの温度の履歴と充電パターンを監視することで、これを実行します。バッテリーの状態管理は、収集した測定値に基づいて、バッテリーの最大充電量を一時的に抑える場合があります。これは、ユーザの使用状況に合わせて最適化されたレベルまでバッテリーが充電されるように、必要に応じて行われます。これにより、バッテリーの損耗が軽減され、化学的経年劣化の進行が遅くなります。
また、バッテリーの状態管理では、これらの測定値を使ってバッテリーの修理サービスが必要になる時期も計算されます。この計算は、この機能が継続的に有効になっていることを前提としています。
Macのバッテリーの最大容量は、Appleソフトウェアアップデートをインストールした後に再調整されることがあります。調整中は、AC電源に接続されていても、短時間、バッテリー電源で稼働することがあります。
関連情報
バッテリーの持ちが通常より短いと感じる場合は、Macの修理サービスを受ける方法をご確認ください。