メールアプリで、メールアカウントに接続できないため、アカウントパスワードを入力するように求めるメッセージが繰り返し表示されることがあります。
Mac がインターネットに接続されているのに突然メールのパスワードの入力を求められるようになった場合、通常は、時間を置いてからもう一度試してください。必要に応じて、メールプロバイダに問い合わせて解決してください。Apple の iCloud メールをお使いの場合は、iCloud メールで問題が起きた場合の解決法をこちらの記事でご確認ください。
メールアプリからメールプロバイダに接続できても、メールのパスワードがメールプロバイダ側で受け入れられないためメールアカウントには接続できない状況になると、パスワードの入力を求められます。
ご加入先のメールプロバイダからパスワードを拒否される理由は、次のようにいくつか考えられます。
最新のメールパスワードを使っていない。別のデバイスでパスワードを変更した場合は、Mac でも同じパスワードを使っているか確認してください。
メールプロバイダが、セキュリティ上の理由から、パスワードを更新またはリセットするように求めている。たとえば、Google の 2 段階認証を使っている場合は、メールアプリで Gmail アカウントを使う際に、適切なアプリパスワードを使用する必要があります。
メールプロバイダが、お使いのアカウントを使用停止または一時停止にしている。ご加入先のメールプロバイダにお問い合わせの上、ご相談ください。
メールプロバイダが認証方法を変更した。場合によっては、アカウントを一度削除してから、追加し直す必要があります。
お使いのメールアカウントの種類によっては、以下の手順でパスワードを訂正できます。
メールを終了します。終了しない場合は、強制的に終了できます。
Apple メニュー >「システム設定」(または「システム環境設定」) の順に選択し、「インターネットアカウント」をクリックします。
メールアカウントをクリックします。
「詳細」ボタンが表示される場合はクリックします。
アカウントのパスワードフィールドが表示される場合は、パスワードを削除してから、正しいパスワードを入力します。
設定ウインドウを閉じて、メールアプリを開き、アカウントをあらためて使ってみます。
それでもメールアプリでパスワードの入力を求められる場合は、パスワードが間違っている可能性があります。メール設定を確認したり、正しいパスワードを使っているか確かめるには、メールプロバイダにご相談ください。
多くのメールプロバイダが Web メールを提供しています。メールアプリなどのメール送受信用のアプリケーションの代わりに、Safari などの Web ブラウザでメールを扱えるようにするサービスです。たとえば、iCloud メールアカウントをお使いの場合は、iCloud.com を使ってメールを送受信できます。
メールアプリで使うパスワードは通常、Web メールで使うものと同一のため、そのパスワードで Web メールにサインインしてみてください。Web でもサインインできない場合は、パスワードが間違っている可能性があります。メール設定を確認したり、メールアプリで正しいパスワードを使っているか確かめるには、メールプロバイダにご相談ください。
ほかの解決方法でうまくいかない場合は、メールアカウントを設定し直してみてください。具体的には、以下の手順を実行してください。
メールアプリでメールアカウントを追加し直します。アカウントを追加する際は、メールアドレスに合った正しいメールサービスプロバイダを選択してください。