Time Machineで、バックアップディスクを使ってファイルのバックアップや復元ができない場合は、以下の手順で対処してください。
Macの起動プロセスが完了しない場合は、こちらの記事を参照して、まず、その問題を解決してください。
Time Machineで使えるバックアップディスクを使用していることを確認してください。
Time Machineで、お使いのバックアップディスクのストレージ容量が足りないか、ほぼ満杯になってしまったと表示される場合は、ストレージ容量がMacの2倍以上あるストレージデバイスをご用意ください。たとえば、Mac本体のストレージが1TBの場合、少なくとも2TBの容量があるバックアップディスクが理想的です。必要に応じて、Time Machineバックアップから除外する項目を選択することができます。
バックアップディスクの接続を確認します。
バックアップディスクをMacに接続する場合は、USBハブやその他のデバイスを使わず、Macに直接接続します。
バックアップディスクをローカルネットワーク経由で接続する場合は、ネットワーク接続が安定しており、Macとバックアップディスクが同じネットワークに接続されていることを確認してください。前回のネットワークバックアップが正常に終わっている場合は、そのバックアップを検証することができます。「option」キーを押しながら、メニューバーのTime Machineメニューから「バックアップを検証」を選択してください。
クラウドベースの同期サービスやバックアップサービスを併用している場合は、同期が完了するまでMac上のファイルの一部をバックアップできないとTime Machineに表示される場合があります。同期がスムーズに完了するよう、Macを電源につないでインターネットに接続したままにしておきます。同期が完了するまで待てない場合は、一時的に Time Machineバックアップからファイルを除外することができます。
利用不可能なファイルがあるためバックアップが遅延していると Time Machineに表示される場合は、Macがロック解除されていることを確認して手動でバックアップを完了するか、または次回の自動バックアップの際に再びバックアップが試行されるまで待ちます（保護されているファイルによっては、Macがロック解除されていないと、Time Machineがアクセスできない場合があります）。
VPNや他社製のソフトウェアを調べます。これらのソフトウェアがバックアップディスクの接続に影響を及ぼしている場合があります。
バックアップディスクのファームウェアが最新か確認してください。詳しくは、バックアップディスクのメーカーにお確かめください。
macOS Monterey 12以降で作成したバックアップから復元しようとしている場合は、お使いのMacにmacOS Big Sur 11以降がインストールされていることを確認してください。
ほかの方法で問題が解決しない場合は、最初からやり直しです。バックアップディスクを消去し、Time Machineを使ってそのディスクを再びバックアップディスクとして選択してください。または、別のバックアップディスクを試してみます。
Time Machineは機能しているものの、バックアップに時間がかかる場合は、こちらで対処法を確認してください。
何が起きているのか詳しく教えてください。次にできることを提案します。