セキュリティ保護された HomeKit 対応ルーターを使う
ホーム Wi-Fi ネットワークやインターネット上で HomeKit アクセサリが通信するサービスやデバイスを制御して、アクセサリのセキュリティ対策に万全を期しましょう。
必要な環境
最新のソフトウェアを搭載した iPhone または iPad。デバイスでホームアプリを設定してあり、iCloud で使っている Apple ID でログインしていることを確認してください。
セキュリティ保護されたルーターを設定する
iOS または iPadOS 用のルーター専用アプリを App Store で探し、そのアプリを使ってルーターを設定します。しばらく待つと、ホームアプリにルーターを追加するかどうかを確認する画面が表示されるので、「承認」をタップします。ホームアプリにルーターを追加するかどうかの確認画面が表示されない場合は、ルーターのメーカーの指示に従ってください。
画面に表示される案内にそって、ホームアプリで設定を続けます。終わったら、設定が完了したという通知が表示されます。
設定後、HomeKit アクセサリをホームアプリに追加します。HomeKit アクセサリをすでにホームアプリに追加してある場合、それらのアクセサリは引き続き機能し、HomeKit ネットワークの保護機能のほとんどをそのまま利用できます。セキュリティをさらに強化するには、Wi-Fi アクセサリをいったん削除してからリセットし、ホームアプリに追加し直してください。そうすれば、ルーターと各アクセサリだけが把握する一意のパスキーが作成されます。
セキュリティをカスタマイズする
ルーターによって HomeKit アクセサリをどの程度保護するかは管理できます。ホームアプリでセキュリティ設定を変更するには、以下の手順を実行してください。
をタップして、「ホーム設定」を選択します。
ホームが複数設定されている場合は、ルーターを設置しているホームを選択します。
下にスクロールして、「Wi-Fi ネットワークとルーター」をタップします。アクセサリをタップし、接続のセキュリティレベルを変更します。
ホームに制限:セキュリティが一番高い設定です。アクセサリはお使いの Apple 製デバイスを経由する場合に限り HomeKit に対応します。アクセサリはインターネットやローカルデバイスには接続しないため、他社製のサービス (ファームウェアアップデートなど) が阻止される場合があります。
自動:デフォルトのセキュリティです。アクセサリは HomeKit 通信が可能で、メーカーが推奨する接続を確立できます。
制限なし:セキュリティが一番低い設定です。セキュリティ保護されたルーターがバイパスされ、アクセサリからネットワーク上の任意のデバイスやインターネットベースのサービスへの接続が許可されます。