Apple Configurator のデータを保存または移行する
Apple Configurator のデータをバックアップし、復元する方法についてご案内します。
ときには、Apple Configurator ワークステーションに macOS を再インストールしたり、新しいワークステーションに移行したりする必要が生じることがあります。そういった場合に、以前と同じ iOS デバイスの監督を確実に続けられるようにする方法を紹介します。
データをバックアップする
macOS を再インストールする前や新しいワークステーションに移行する前に、Apple Configurator のデータをバックアップしておきましょう。
ワークステーションで Apple Configurator を開きます。
「Apple Configurator」メニューから「環境設定」を選択します。
「組織」をクリックします。
ご自分の組織を選択し、
をクリックして、「組織を書き出す」を選択します。組織のファイルを保護するためのパスワードを入力します。
ファイル名と、ファイルの保存場所を入力して、「保存」をクリックします。
組織のファイルは、データの復元準備が整うまでの間、安全な場所に保管しておいてください。
データを復元する
macOS を再インストールするか、新しいワークステーションを設定する際に、以下の手順にそって組織のデータを読み込みます。
ワークステーションで Apple Configurator を開きます。
「Apple Configurator」メニューから「環境設定」を選択します。
「組織」をクリックします。
ご自分の組織を選択し、
をクリックして、「組織を読み込む」を選択します。保存しておいた組織のファイルを選択して、「読み込む」をクリックします。
ファイルを保護するために使ったパスワードを入力し、「送信」をクリックします。
これで、元のワークステーションで設定したデバイスの監督を続けられます。
その他のデータをバックアップする
ブループリントや iOS ソフトウェアイメージなど、ほかのデータを引き継ぐ必要がある場合は、以下のフォルダをバックアップし、復元してください。
ブループリントまたは iOS ソフトウェアイメージ
~/ライブラリ/Group Containers/K36BKF7T3D.group.com.apple.configurator/
環境設定
~/ライブラリ/Containers/com.apple.configurator.ui/
デバイスのバックアップ
~/ライブラリ/Application Support/MobileSync/Backup/
デバイスの信頼やペアリングの情報
/var/db/lockdown
~/ライブラリ/Keychains/login.keychain-db
構成プロファイル
パスは保存時に選択され、そのつど違う場合があります。