ローカル SMB ディレクトリの一覧表のキャッシュを無効にする
ローカルキャッシュを無効にして、SMB 共有の最新のファイルやフォルダのリストを常に確認できるようにしておけます。
SMB 2 接続または SMB 3 接続を利用している場合、ローカルキャッシュがデフォルトで有効になっています。サーバ上のコンテンツが頻繁に変更される場合や、Finder で共有やフォルダの内容のリストが数秒間、一部しか表示されない場合は、ローカルキャッシュを無効にしてみてください (OS X El Capitan または macOS Sierra を使ったファイル共有で頻繁に変更がある場合やデータ量が多い場合は、ローカルキャッシュの再構築中に Finder で一部の項目が表示されなくなる場合があります)。
お使いの macOS コンピュータに「/etc/nsmb.conf」ファイルがあるかどうかに応じて、以下の手順を実行してください。
Mac に「/etc/nsmb.conf」ファイルがある場合
「nsmb.conf」ファイルをルートとして開き、以下の行をファイルに追加して、dir_cache_max_cnt 値を「0」に設定します。
[default]
dir_cache_max_cnt=0
ファイルを保存し、マウントされている SMB 共有を接続解除してから接続し直して変更を適用します。
Mac に「/etc/nsmb.conf」ファイルがない場合
ターミナルを開き、以下のコマンドを使って、dir_cache_max_cnt 値を「0」に設定した「nsmb.conf」ファイルを作成します。
sudo -s
echo "[default]" >> /etc/nsmb.conf
echo "dir_cache_max_cnt=0" >> /etc/nsmb.conf
exit
マウントされている SMB 共有を接続解除してから接続し直し、変更を適用します。