Mac用Logic ProでDrummerループを使う
Drummerループを使って、プロジェクトにすばやくドラムを追加する方法を説明します。DrummerループはApple Loopsの一種で、プロジェクトに合わせてカスタマイズできます。
Logic Pro 10.3.2には、Drummer付きのさまざまなApple Loopsが用意されています。ループブラウザからDrummerループを選択してドラッグするだけで、プロジェクトにすばやくビートを追加できます。ドラマーに合わせて、さまざまなDrummerループを選ぶことができます。
Drummerループを探す
Logic Proウィンドウの右上隅にある
、またはキーボードの「O」キーを押します。で表示されます。Drummerループだけをループブラウザに表示したい場合は、ループブラウザの上部にある「サウンドパック」ポップアップメニューから「Drummer」を選択します。ループをプレビューする(試しに聴いてみる)には、ループブラウザでそのループをクリックします。

Drummerループをプロジェクトに追加する
気に入ったDrummerループが見つかったら、そのループをトラック領域の空白の場所にドラッグします。Drummerループのリージョンを含むDrummerトラックが自動的に新規作成されます。Drummerエディタの設定もすべて、Drummerループのサウンドを再現するように自動設定されます。
これで、ほかのDrummerトラックと同様、Drummerエディタを使って演奏を編集できます。トラック内に独自のリージョンを作成したり、自由に編集したりすることもできます。

さらに別のDrummerループを追加する
Drummerループはそれぞれ特定のドラマーが演奏します。さまざまなドラマーが生成したDrummerループを同じプロジェクトに追加できますが、以下のような制限がいくつかあります。
既存のDrummerトラックにDrummerループを追加できるのは、タイプが同じ(アコースティック、エレクトロニック、パーカッション)場合だけです。Drummerループを別のドラマーが演奏するトラックにドラッグすると、そのループに割り当てられたドラマーによる新しいDrummerトラックが自動的に作成されます。
ただし、違うドラマーのDrummerループを追加すると、プレビューとは違ったサウンドになる場合があります。ドラムキットが変化し、新しいドラマーは設定内容を独自のやり方で解釈します。