Mac用Logic Proで外部MIDIデバイスから出力されるオーディオのタイミングをそろえる

外部音源プラグインで「Auto-Compensate Latency(レイテンシを自動補正)」オプションを使うべき状況について説明します。このオプションを使うと、外部MIDIデバイスから出力されるオーディオをプロジェクトのテンポとそろえることができます。

外部音源プラグインを使って、MIDIデータ信号やオーディオ信号を外部のMIDIデバイスとの間でルーティングできます。Logic Pro 10.2.3以降では、外部音源プラグインに「Auto-Compensate Latency(レイテンシを自動補正)」オプションがあります。このオプションが選択されている場合は、外部のMIDIデバイスへのMIDIデータの送信が遅延します。この遅延のおかげで、外部MIDIデバイスのオーディオ出力が、プロジェクトのほかのトラックと合うようになります。

「Auto-Compensate Latency(レイテンシを自動補正)」を設定する際は、オーディオのタイミングがそろうように、以下のガイドラインに従ってください。

外部音源の入力にオーディオをルーティングする

外部MIDIデバイスのオーディオ出力を「入力」ポップアップメニューを使って外部音源の入力にルーティングする場合、「Auto-Compensate Latency(レイテンシを自動補正)」は常に有効になり、手動で無効にすることはできません。

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オーディオをアウトボードミキサーにルーティングする

外部MIDIデバイスのオーディオ出力をミキサーなどのアウトボードデバイスにルーティングする場合、外部音源に入力が割り当てられていないときは、「Auto-Compensate Latency(レイテンシを自動補正)」オプションを必ず選択してください。

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オーディオをLogic Pro Auxチャンネルにルーティングする

外部MIDIデバイスのオーディオ出力を別のLogic Pro Auxチャンネルにルーティングする場合、「Auto-Compensate Latency(レイテンシを自動補正)」オプションの選択を解除します。外部音源に入力が割り当てられていないことを確認します。Auxチャンネルは、レイテンシが生じれば自動的に補正するので、外部音源でさらにレイテンシ補正を行う必要がありません。

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