Final Cut Pro で 360º クリップを変換する
Mac の Final Cut Pro プロジェクトで、360° モノスコピックのクリップと 360° ステレオスコピックのクリップを組み合わせることができます。
360° モノスコピックのクリップを 360° ステレオスコピックのプロジェクトで使えるように変換でき、360° ステレオスコピックのクリップを 360° モノスコピックのプロジェクトで使えるように変換できます。
モノスコピッククリップをステレオスコピックに変換する
モノスコピッククリップをオーバー/アンダーのステレオスコピッククリップに変換できます。モノスコピッククリップをステレオスコピッククリップに変換しても、ステレオスコピッククリップ本来の奥行きの感覚は生み出せません。左右どちらのビューにも同じ画像が投影されます。
「Final Cut Pro」>「環境設定」>「編集」の順に選択し、「インスペクタの単位」ポップアップメニューから「パーセント」を選択します。
ブラウザで、変換対象のモノスコピッククリップを選択し、「ウインドウ」>「ワークスペースに表示」>「インスペクタ」の順に選択して (または「command + 5」キーを押して)、インスペクタを開きます。
インスペクタで
をクリックし、「ステレオスコピックモード」ポップアップメニューから「オーバー/アンダー」を選択します。変更後は、ビューアに 1:1 のアスペクト比で画像が表示されます。ブラウザでクリップが選択された状態で、「クリップ」>「クリップを開く」の順に選択し、そのクリップをタイムラインで開きます。クリップの中身を編集するかどうかを確認するダイアログが表示されたら、「続ける」をクリックします。
インスペクタで、
ボタンをクリックし、「変形」の上にポインタを合わせて、「表示」をクリックします。以下の変形パラメータを設定します。「位置 Y」を 25 % に設定します。
「調整 Y」を 50 % に設定します。
タイムラインで「option」キーを押しながらクリップをクリックし、上にドラッグして、接続済みクリップの複製を作成します。クリップにオーディオトラックが含まれている場合は、クリップのビデオ部分だけをコピーしてください。
接続済みクリップが選択された状態で、ビデオインスペクタで「変形」チェックボックスが選択されているか確認します。その上で、「変形」の上にポインタを合わせ、「表示」をクリックして、「位置 Y」を -25 % に設定します。
ステレオスコピッククリップをモノスコピックに変換する
オーバー/アンダーのステレオスコピッククリップのみ、モノスコピックに変換できます。
「Final Cut Pro」>「環境設定」>「編集」の順に選択し、「インスペクタの単位」ポップアップメニューから「パーセント」を選択します。
ブラウザで、変換対象の 360° ステレオスコピッククリップを選択し、「ウインドウ」>「ワークスペースに表示」>「インスペクタ」の順に選択して (または「command + 5」キーを押して)、インスペクタを開きます。
インスペクタで
をクリックし、「ステレオスコピックモード」ポップアップメニューから「モノスコピック」を選択します。変更後は、ビューアに 2:1 のアスペクト比で画像が表示されます。クリップが選択された状態で、「クリップ」>「クリップを開く」の順に選択します。クリップの内容がタイムラインに表示されます。クリップの中身を編集するかどうかを確認するダイアログが表示されたら、「続ける」をクリックします。
ビデオインスペクタのアイコンをクリックします。続いて、ビデオインスペクタで、「変形」の上にポインタを合わせ、「表示」をクリックします。以下の変形パラメータを設定します。
「位置 Y」を -50 % に設定します。
「調整 Y」を 200 % に設定します。
ビデオインスペクタで、「クロップ」の上にポインタを合わせ、「表示」をクリックし、「下」を 50 に設定します。
クリップを共有する
クリップを変換したら、Apple ProRes マスターとして共有します。
ブラウザでクリップを選択し、「共有」>「マスター」の順に選択します。
「情報」タブで、ファイルの名前をクリックして名称変更し、説明や作成者を変更し、タグを追加または削除します。
「設定」をクリックし、以下の手順を実行します。
「ビデオコーデック」ポップアップメニューから、いずれかの Apple ProRes フォーマットを選択します。
「完了時の処理」ポップアップメニューから「何もしない」を選択します。
「次へ」をクリックし、ファイルの保存先を選択して「保存」をクリックします。
Final Cut Pro でファイルが正常に共有されたことを知らせるメッセージが表示されます。これで、クリップを Final Cut Pro に読み込み、新しいフォーマットのネイティブのクリップとして使えるようになります。