Mac 用 Logic Pro の Arpeggiator でステップ長を調整する

パターンの中の各ステップの長さを調整し、複数のステップをタイでつなげて、ほかにはない独自のアルペジオグルーブを作成できます。

Arpeggiator MIDI プラグインは、受信した MIDI ノートに基づいて心地よい音色のアルペジオを作り出します。アルペジオとは、コード (和音) のノートを一音ずつばらして一定のパターンで鳴らしていく演奏法です。Arpeggio の Grid モードを使って、Arpeggio パターンの中の各ステップをカスタマイズできます。グリッドは最大 128 個のステップで構成されます。多様なグルーブを作るため、各ステップの長さを変更し、複数のステップをタイでつなげることができます。各ステップのベロシティを変更したりパターンのサイクル長を変更するなど、ほかのパラメータも制御できます。

ステップの長さを変更する

  1. Arpeggio プラグインで、「Pattern」をクリックして、プラグインのパターンパラメータを開きます。

  2. 「Grid」をクリックして、Grid モードをオンにします。グリッドの各バーが、パターンの中の 1 つのステップを表します。

  3. 以下の手順でステップの長さを調整します。

    • ステップを短くするには、バーを左にドラッグします。

    • ステップを長くするには、バーを右にドラッグします。ドラッグすると、ステップ長の 1%、25%、50%、75%、100% という固定位置にスナップします。

  4. ステップ長を自由にドラッグするには、「shift」キーを押しながらステップをドラッグします。

    macOS の Logic Pro X 10.3 で Arpeggiator を使用しているところ

ステップをタイでつなげる

複数のステップをタイでつなげて、パターンの中でサスティンが長く残る (音が伸びる) ノートを作れます。バーを次のステップに重なるまで右にドラッグします。バーをアクティブなステップの上にかかるようにドラッグすると、そのステップのオリジナルのベロシティが、ドラッグしている方のステップのベロシティで置き換えられます。アクティブでないステップ (休符) の上にバーをドラッグした場合、そのステップが自動的にアクティブになり、ドラッグしている方のステップのベロシティが適用されます。

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